「私にも視える気がする」占い師になれる人、なれない人

「私にも視える気がする」占い師になれる人、なれない人

記事
占い
今回ご相談くださった方は、
「自分には霊視のような能力がある気がします。
占い師になってみたいです!」という方でした。

けれど、お話を聞いていくと、
不安もたくさんありました。

人と話すことが得意ではない…。

スマホやアプリ、
パソコンもほとんど触れない…。

占いを仕事にした経験もない…。

タロットもわからないし、
占いの勉強もしたことがない…。

何から始めればいいのかもわからない…。

ただ、自分が感じ取るものを
誰かのために使えるのならやってみたい!

そして、
「自宅でできる仕事にも惹かれています。
占いのお仕事って、少し楽そうにも見えるんです!」

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そんな素直なお気持ちも話してくださいました。

今回は、
「私は本当に有名占い師になれるのでしょうか?」
というご相談です。

***

霊感がある=すぐ占い師になれる、
ではありません

まず鑑定で感じたのは、
この方には確かに
人の感情や場の空気を敏感に拾いやすい部分があるということ。

ただ私は、
「能力を感じること」と
「占い師として仕事ができること」は、
別だと思っています。

ここは少し厳しく聞こえるかもしれません。
けれど、とても大切なところです。

占い師という仕事は、

「視えました」
「こう感じます」

だけでは成り立ちません。

相談者様が何に悩んでいるのか。
何を一番知りたいのか。

そして、
感じ取ったものをどう言葉にすれば、
その方にきちんと伝わるのか。

そこまでできて
初めて「鑑定」になります。

能力があるかどうかだけではなく、
受け取る力と、伝える力。
この二つを育てていく必要があります。

「私は話すことが苦手だから、
占い師には向いていませんよね?」

そんなご質問もありました。

私は、
必ずしもそうではないと思っています。
占い師にもいろいろな形があります。

電話鑑定のように会話を中心にする方法もあれば、
文章やヴィジョン、
または絵を書いて、
鑑定結果をお伝えする方法もあります。

話すことが苦手なら、
最初から電話鑑定を選ぶ必要はありません。

むしろ文章なら、一度立ち止まって、
「この言葉で伝わるかな」
と考える時間があります。

自分に合った方法から始めればいいのです。
ただし、
文章鑑定なら今度は「文章で伝える力」が必要になります。

つまり、
苦手だからできないのではなく、
自分に合った鑑定方法を探すこと。

ここが最初の一歩になります。

パソコンが苦手でも大丈夫。
でも「何もしなくていい」ではありません

今はスマートフォンだけでも、
ある程度のお仕事はできます。

ですから、
「パソコンが使えないから占い師になれない」
という時代ではありません。

ただ、仕事として続けていくなら、

文章を入力する。

お客様とのやり取りをする。

出品ページを作る。

鑑定結果を管理する。

画像を載せる。

こうした最低限の操作は
少しずつ覚えていく必要があります。

最初から全部できなくて大丈夫。
一つ覚えたら、次を覚える。
それで十分です。

「占い師って楽そう」から入ってもいい。

でも……
私は「楽そうだから興味を持った」という
気持ち自体を悪いとは思いません。

自宅でできる。

通勤がない。

時間をある程度自分で調整できる。

確かに魅力的な仕事です。

でも、
自宅でできる仕事=楽な仕事、
ではありません。

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占い師は、
人の悩みを受け取る仕事です。

恋愛、不倫、離婚、家族、仕事、お金。

時には、
とても重いお気持ちを抱えた方からご相談をいただきます。

そしてお金をいただく以上、
「今日は気分が乗らないから適当に視よう」
というわけにはいきません。

占う力だけではなく、
相手の気持ちに引っ張られすぎないこと。
自分自身の心を整えること。
できないことには「できません」と言えること。

これも占い師として、とても大切な力です。

では、何から始めればいいのでしょう?

今回のご相談者様には、
いきなり「占い師として稼ぐこと」を
目標にしなくてもいいとお伝えしました。

まず、自分は何ができるのかを確かめる。

例えば、

人の気持ちを感じ取ることが得意なのか。

未来の流れを感じるのか。

カードなどの道具を使った方が読み取りやすいのか。

恋愛相談が得意なのか。

仕事や人間関係の相談が得意なのか。

そして身近な方などに協力してもらい、
無料で何度か鑑定してみる。

その後、

「実際はどうだった?」
と答え合わせをする。
ここがとても大切です。

自分では「視えている」と思っていても、
それを確認しなければ能力の得意・不得意はわかりません。

何度も経験することで、
「私はここが強い」
というものが少しずつ見えてきます。

占い師になるために、
資格は必要?

基本的に
「この資格を持っていなければ占い師になれない」
というものではありません。

だからこそ、
始めようと思えば始められる世界です。

でも私は、
名乗れることと、
お金をいただけることは別
だと思っています。

占い師になること自体より、
「この人にまた相談したい」
と思っていただける占い師になる方がずっと難しい。

能力だけではありません。

伝え方。

寄り添い方。

鑑定のわかりやすさ。

返信や納期を守ること。

相談者様の人生を必要以上に
自分の言葉で縛らないこと。

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こうした積み重ねが
「仕事」になっていきます。

そして今回、
もう一つお伝えしたことがあります。

いきなり今の仕事を辞めて、
占い師一本にならなくてもいい。

まずは小さく始める。

月に数人でもいい。

自分に本当に向いているのか。

人を鑑定することが好きなのか。

鑑定後に疲れすぎないのか。

お客様とのやり取りを負担に感じないのか。

実際に経験してから判断しても遅くありません。

「自宅で働きたい」という願いと、
「占い師として人の悩みに向き合いたい」という気持ちは、
似ているようで別のものです。

そこを自分の中で確かめていくことも必要です。

「占い師になれますか?」への鑑定結果
今回視させていただいた限りでは、

私はこの方に、
「最初から諦める必要はありません」
とお伝えしました。

ただ、

「能力があるから占い師になりましょう」
ともお伝えしていません。

今はまだ、
才能の有無を決める段階ではなく、
経験を積んで確かめる段階。

そう感じたからです。

まず10人。
できればその先へー

実際に人を視て、伝えて、
答え合わせをしてみる。

そこで、

「もっと視てあげたい」
「もっと上手に伝えられるようになりたい」

と思えるのであれば、
その気持ちは一つの適性です。

占い師は、
何か特別なものを持っている人だけがなる仕事ではありません。

持っているものを磨き、
それを誰かのために正しく使えるようになった人が、
少しずつ「占い師」になっていくのだと私は思います。

最初の一歩は、
占い師になることではありません。
「私には何ができるのだろう?」を実際に試してみること。

そこからで大丈夫です。

そしてその小さな一歩が、
いつか誰かから、
「あなたに相談して良かった」

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と言っていただける未来へ繋がっていくこともあるのです。

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