第27回|タロットのコートカード|人物札が映す「人」と「あなた

第27回|タロットのコートカード|人物札が映す「人」と「あなた

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占い
こんにちは。
星と数字とカードを組み合わせて鑑定をしている占い師です。

これまで、タロットの大アルカナ・小アルカナや、3枚引き・逆位置についてお話ししてきました。
今回は、多くの方が「読みにくい」と感じる——コートカード(人物札)についてお伝えします。

コートカードとは


タロットの小アルカナ56枚のうち、16枚が「コートカード」です。

これは、人物が描かれた札で、次の4つの位があります。

ペイジ(小姓)学びはじめ・初心者・知らせ
ナイト(騎士)行動・情熱・動き出す力
クイーン(女王)受け止める・育てる・成熟した女性性
キング(王)統率する・責任・成熟した男性性

これが4つのスート(ワンド・カップ・ソード・ペンタクル)それぞれにあるため、4×4で16枚になります。

コートカードが読みにくい理由


コートカードが難しいとされるのは、「人物」として読むのか「状況」として読むのかで、意味が変わるからです。

同じカードでも、
「あなたの周りにいる、こんなタイプの人」
「今のあなた自身の状態」
「とるべき態度やアプローチ」
と、いくつもの読み方ができます。

この幅広さが、コートカードの奥深さでもあります。

3つの読み方の視点


コートカードを読むとき、私は主に次の視点で捉えています。

人物として
質問に関わる誰か、あるいはこれから現れる人を表すことがあります。

自分自身として
今のあなたが、そのカードのような状態にあることを示します。

ふるまいとして
「こんな姿勢で向き合うといいですよ」というアドバイスになることもあります。

周りのカードや質問の内容によって、どの視点で読むかを選んでいきます。

スートで性質が変わる


4つの位に加えて、スートによっても性質が変わります。

ワンド(火)は情熱的、カップ(水)は感情豊か、ソード(風)は知的、ペンタクル(地)は現実的。

たとえば「カップのクイーン」なら、感情を豊かに受け止める、やさしく包み込むような人物像が浮かびます。

慣れるためのコツ


コートカードに慣れるには、まず16人を「キャラクター」としてイメージするのがおすすめです。

それぞれがどんな性格で、どんな話し方をして、何を大切にしているか。
人物像として親しんでおくと、実際のリーディングで読みやすくなります。

よくあるご質問


Q. コートカードは必ず「人」を表すのですか?
いいえ。状況やアドバイスとして読むこともあります。文脈で判断します。

Q. 性別で読み方が決まっていますか?
キング=男性、クイーン=女性とは限りません。性別に関わらず、その人の性質や状態として読みます。

まとめ


コートカードは、人物・自分・ふるまいという、いくつもの顔を持つ奥深い札です。

最初は難しく感じても、16人のキャラクターとして親しんでいくうちに、少しずつ読めるようになっていきます。

次回は、12星座をより深く理解する「エレメントとクオリティ」についてお話しします。

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