こんにちは。
星と数字とカードを組み合わせて鑑定をしている占い師です。
これまで、タロットの大アルカナ・小アルカナや、3枚引き・逆位置についてお話ししてきました。
今回は、多くの方が「読みにくい」と感じる——コートカード(人物札)についてお伝えします。
コートカードとは
タロットの小アルカナ56枚のうち、16枚が「コートカード」です。
これは、人物が描かれた札で、次の4つの位があります。
ペイジ(小姓)学びはじめ・初心者・知らせ
ナイト(騎士)行動・情熱・動き出す力
クイーン(女王)受け止める・育てる・成熟した女性性
キング(王)統率する・責任・成熟した男性性
これが4つのスート(ワンド・カップ・ソード・ペンタクル)それぞれにあるため、4×4で16枚になります。
コートカードが読みにくい理由
コートカードが難しいとされるのは、「人物」として読むのか「状況」として読むのかで、意味が変わるからです。
同じカードでも、
「あなたの周りにいる、こんなタイプの人」
「今のあなた自身の状態」
「とるべき態度やアプローチ」
と、いくつもの読み方ができます。
この幅広さが、コートカードの奥深さでもあります。
3つの読み方の視点
コートカードを読むとき、私は主に次の視点で捉えています。
人物として
質問に関わる誰か、あるいはこれから現れる人を表すことがあります。
自分自身として
今のあなたが、そのカードのような状態にあることを示します。
ふるまいとして
「こんな姿勢で向き合うといいですよ」というアドバイスになることもあります。
周りのカードや質問の内容によって、どの視点で読むかを選んでいきます。
スートで性質が変わる
4つの位に加えて、スートによっても性質が変わります。
ワンド(火)は情熱的、カップ(水)は感情豊か、ソード(風)は知的、ペンタクル(地)は現実的。
たとえば「カップのクイーン」なら、感情を豊かに受け止める、やさしく包み込むような人物像が浮かびます。
慣れるためのコツ
コートカードに慣れるには、まず16人を「キャラクター」としてイメージするのがおすすめです。
それぞれがどんな性格で、どんな話し方をして、何を大切にしているか。
人物像として親しんでおくと、実際のリーディングで読みやすくなります。
よくあるご質問
Q. コートカードは必ず「人」を表すのですか?
いいえ。状況やアドバイスとして読むこともあります。文脈で判断します。
Q. 性別で読み方が決まっていますか?
キング=男性、クイーン=女性とは限りません。性別に関わらず、その人の性質や状態として読みます。
まとめ
コートカードは、人物・自分・ふるまいという、いくつもの顔を持つ奥深い札です。
最初は難しく感じても、16人のキャラクターとして親しんでいくうちに、少しずつ読めるようになっていきます。
次回は、12星座をより深く理解する「エレメントとクオリティ」についてお話しします。
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