相性鑑定で、わたしが「点数」をつけない理由

相性鑑定で、わたしが「点数」をつけない理由

記事
占い
相性のご相談をいただくとき、いちばん多くお受けする質問があります。

「わたしたちの相性は、何点ですか?」

この問いに、わたしはいつも少し立ち止まってしまいます。

なぜなら、わたしの鑑定では、相性に点数をつけていないからです。

意地悪をしているわけでも、答えを濁しているわけでもありません。

点数をつけてしまうと、いちばん大切なことが伝わらなくなってしまう——そう考えているからです。

このブログでは、その理由をお話しさせてください。

相性鑑定をご検討くださっている方に、わたしがどんな姿勢でお相手との関係を読み解いているのかを、知っていただけたらと思います。


「相性◯点」という言葉が、奪ってしまうもの


もし、わたしが「お二人の相性は40点です」とお伝えしたら、どうなるでしょうか。

きっと、その数字だけが心に残ってしまうと思うのです。

そして、こう考えてしまう。

「やっぱりダメなんだ」

「この人とは、続かないんだ」

——でも、本当にそうでしょうか。

わたしがこれまで拝見してきた中には、性質がまったく違うお二人が、その違いを尊重し合って穏やかな関係を築いていらっしゃる例が、いくつもありました。

反対に、驚くほど似ているお二人が、似ているからこそぶつかってしまうこともあります。

相性とは、そんなに単純なものではないのです。

一つの数字にまとめてしまうと、その複雑さも、可能性も、全部こぼれ落ちてしまう。

だからわたしは、点数をつけないことにしています。


その代わりに、わたしがお伝えしていること


では、点数の代わりに何をお伝えしているのか。

わたしがお届けしているのは、お二人の関係の「かたち」です。

西洋占星術でお二人の星の配置を見ると、どこが似ていて、どこが違うのかが見えてきます。

けれど、それ以上に大切なのは、お二人が一緒にいるとき、どんな力が働くかです。

片方が引っ張り、片方が支える関係なのか。

お互いに刺激を与え合う関係なのか。

静かに寄り添う関係なのか。

これは「良い・悪い」ではありません。ただ、そういう"かたち"をしているというだけのことです。

そして、そのかたちを知ることで、「では、自分はどう関わればいいのか」が見えてきます。

わたしがお伝えしたいのは、評価ではなく、関わり方のヒントなのです。


数秘術で見る、「今はすれ違っているだけ」という可能性


もう一つ、大切にしていることがあります。

それは、時期を見るということです。

お二人がうまくいっていないとき、その原因が「相性」ではないことが、実はよくあります。

たとえば、片方が人生の中で「前に進む時期」にいて、もう片方が「立ち止まって整える時期」にいる。

このとき、二人のリズムは自然とずれます。

一方が「もっと一緒に過ごしたい」と願い、もう一方は「今はそっとしておいてほしい」と感じる。

——これは相性が悪いのではありません。

今、たまたまリズムがずれているだけです。

数秘術は、この「時期」を教えてくれます。

そして、それがわかると、こう考えられるようになります。

「今は無理に近づかなくていい。もう少し待ってみよう」

もし点数だけを見ていたら、「相性が悪いから」と関係を諦めてしまったかもしれません。

時期を知ることは、大切な関係を、焦って手放さずにすむということでもあるのです。


タロットが映す、「お二人の今の気持ち」

星の配置も、生年月日から導かれる数字も、変わることはありません。

だから、そこからは「お二人の今の気持ち」までは読めないのです。

けれど、関係において、いちばん動くのは気持ちです。

相手が今、この関係をどう感じているのか。

そして——ここが大切なのですが——ご相談者さまご自身が、本当はどうしたいと思っているのか。

タロットは、その揺れを映してくれます。

鑑定をしていて、こんなことがありました。

「彼との相性が知りたい」とご相談くださった方のカードが、実は「もう心は次に向かっている」ことを示していた。

ご本人も、心のどこかで気づいていらっしゃったのだと思います。

ただ、それを認めるのが怖かった。

——占いは、そういう「見ないふりをしている気持ち」を、そっと差し出してくれることがあります。

わたしは、その声を大切にしたいと思っています。


相性鑑定は、お相手を「選別する」ためのものではない

最後に、わたしがいちばん強く思っていることをお話しさせてください。

相性占いには、危うい一面があると思っています。

「相性が良いと出たから、この人にする」

「相性が悪いと出たから、諦める」

——こうなってしまうと、占いは人を選別する道具になってしまいます。

それは、わたしの望むところではありません。

わたしが相性を読み解くのは、お二人の関係に順位をつけるためではなく、ご相談者さまが、その関係とどう向き合うかを選べるようにするためです。

違いがあるとわかれば、その違いを尊重できます。

時期がずれているとわかれば、焦らずに待てます。

お相手の心が揺れているとわかれば、押しすぎずにいられます。

知ることは、諦めることではありません。

優しく関われるようになることだと、わたしは思っています。


相性に、正解も点数もありません。

あるのは、お二人にしかない「かたち」と、今という「時期」と、それぞれの「気持ち」だけです。

その三つを、できる限り丁寧にお見せすること。

そして、最後にどう歩むかは、いつでもご本人に委ねること。

それが、わたしの相性鑑定に対する姿勢です。

このブログが、鑑定をご検討くださっている方の、小さな安心につながっていれば嬉しく思います。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す