四柱推命の命式とは? 自分の性格・才能・人生の流れを知る第一歩

四柱推命の命式とは? 自分の性格・才能・人生の流れを知る第一歩

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あなたの人生という物語の目次

もし、あなたの人生が一冊の本だとしたら。
その本には、どんな物語が書かれているでしょうか。
楽しかったこと。
つらかったこと。
思いがけない出会いや、人生を大きく変えた出来事。
そして、これから先に待っている、まだ誰も知らない物語。
私は、四柱推命の「命式」を、そんな人生という本の目次のようなものだと考えています。
目次には、その本がどんなテーマで構成されているのかが書かれています。
けれど、目次を見ただけでは、物語のすべてがわかるわけではありません。
同じテーマでも、どんな経験をし、何を感じ、どう行動するかによって、物語は変わっていきます。
人生も同じです。
命式には、その人が持つ性質や人生の流れを読み解くための情報があります。しかし、そこに人生の結末まで書かれているわけではありません。

自分がどんな物語を生きるのか。

その続きを書いていくのは、自分自身です。
今回は、四柱推命の基本となる「命式」について、できるだけわかりやすくお話ししていきます。

命式とは、自分を知るための手がかり

四柱推命では、生まれた年・月・日・時刻をもとに「命式」を作ります。
命式には、十干や十二支、変通星、十二運気星など、さまざまな情報が並んでいます。
初めて命式を見る方は、漢字がたくさん並んでいるので、少し難しく感じるかもしれません。
けれど、一つひとつの意味を知っていくと、そこには自分自身を理解するためのヒントがあることに気づきます。
例えば、自分がどんな性質を持っているのか。
どんなことを得意とし、どんな場面で力を発揮しやすいのか。
反対に、どんなことが苦手で、どんなときに注意した方がいいのか。
四柱推命では、そうしたことを命式の組み合わせから読み解いていきます。
ただし、一つの星だけで性格や人生が決まるわけではありません。
さまざまな要素が組み合わさって、その人らしさが表れてくると考えます。

年・月・日・時。命式を構成する4つの柱

四柱推命という名前にある「四柱」とは、4つの柱のことです。
それぞれを「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」と呼びます。
年柱(ねんちゅう)
生まれ育った環境や先祖とのつながり、幼少期などを考える柱です。
月柱(げっちゅう)
社会との関わりや仕事、青年期から壮年期にかけての活動などを考える柱です。
日柱(にっちゅう)
自分自身の本質や配偶者との関係などを考える柱です。
時柱(じちゅう)
子どもとの縁や晩年、自分の人生の集大成などを考える柱です。
もちろん、それぞれの柱は独立しているわけではありません。
4つの柱が互いに関係し合い、一人の人間の命式を形づくっています。

命式を車に例えると、わかりやすい

命式には、十干、十二支、変通星、十二運気星など、さまざまな要素が登場します。
私はこれらを説明するとき、車に例えることがあります。
車には、メーカーごとに大切にしている考え方があります。
速さを追求するメーカー。
安全性や快適さを大切にするメーカー。
環境性能を重視するメーカー。
そして、同じメーカーの車でも、スポーツカーやSUV、コンパクトカーなど、車種によって特徴が違います。
さらに、エンジンの力や走る道路の状態によっても、車の走り方は変わります。
私は、これを人間の個性や運気に似ていると考えています。

干支は、車づくりの思想に似ている
干支とは、十干と十二支を組み合わせたものです。
十干には、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類があります。
それぞれが木・火・土・金・水という五行と陰陽に分かれ、異なる特徴を持っています。
例えば、私自身の「壬(みずのえ)」は、陽の水。
大きな川や海のようなイメージで捉えることがあります。
海には、多くのものを受け入れる大きさがあります。
一方で、穏やかな日もあれば、荒々しい波が立つ日もあります。
こうした自然界の姿を重ねながら、その人の本質を考えていくのです。
車に例えるなら、基本となる設計思想のようなもの。
その人が何を大切にし、どのような性質を持っているのかを考えるための入口になります。

変通星は、車種による個性の違いに似ている
同じメーカーの車でも、スポーツカーとコンパクトカーでは得意なことが違います。
スポーツカーは、速く走ることや操る楽しさを大切にしています。
コンパクトカーは、小回りが利き、街中でも柔軟に走ることができます。
人間も同じです。
積極的に行動する人。
慎重に物事を考える人。
人との調和を大切にする人。
自分の信念を貫こうとする人。
四柱推命では、こうした性格や行動傾向を読み解く際に「変通星」を用います。
ただし、特定の車種が特定の変通星に対応するという意味ではありません。
それぞれの星に異なる特徴があることを、車種の違いに例えています。

十二運気星は、車のエンジンやパワーに似ている
同じような車でも、エンジンの力やトルクによって走り方は変わります。
急な坂道を力強く登る車。
大きなパワーはなくても、軽やかに走れる車。
それぞれに違った魅力があります。
四柱推命で、こうしたエネルギーの状態や力の表れ方を考える手がかりになるのが「十二運気星」です。
十二運気星には、長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養という12の段階があります。
「病」「死」「絶」など、不安になる名前もありますが、実際の病気や死を直接意味するものではありません。
また、四柱推命には「身旺」「身弱」という考え方もあります。
命式の中心となる日干が、全体の中でどの程度の力を持っているかを判断するものです。
大切なのは、力が強いことが必ず良いわけでも、弱いことが必ず悪いわけでもないということ。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った力の使い方を考えることが大切なのです。

運気は、車が走る道路や天候に似ている
どんなに性能の良い車でも、いつでも同じように走れるわけではありません。
見通しの良い高速道路もあれば、険しい山道もあります。
雨や雪が降れば、運転の仕方を変える必要があります。
私は、これを人生の運気に似ていると考えています。
四柱推命には、約10年単位の大運、1年ごとの年運、月ごとの月運、日ごとの日運があります。
それぞれの運気は、車が走る道路や天候のようなものです。
大切なのは、自分がどんな車に乗っているのかを知り、そのときの道路状況に合わせて運転すること。
自分の性質を知り、運気の流れを知り、それに合わせて行動する。
これが、私の考える四柱推命の活かし方です。

長所も、使い方によっては短所になる

私自身の命式には、「傷官(しょうかん)」という変通星があります。
傷官は、文字どおり「官を傷つける」と書きます。
伝統的な四柱推命では、仕事や社会的な立場、人間関係などにおいて、注意が必要な意味を持つ星として解釈されることがあります。
しかし、傷官には良い面もあります。
頭の回転が速い。
細かなところによく気づく。
感受性が豊かで、物事を鋭く捉える。
そうした特徴を、仕事や表現活動などで活かせると考えられています。
一方で、その鋭さが言葉に表れ、相手を傷つけてしまうこともあるかもしれません。
私自身、これまでの人生を振り返ると、言葉の使い方で失敗したと感じることがありました。
物事の細かな部分に気づくことや、自分の考えを伝えることは、仕事の中で強みになっていたと思います。
けれど、その一方で、相手の気持ちを十分に考えず、言葉が先に出てしまうこともありました。
四柱推命を学んでからは、自分の長所を活かすだけでなく、短所になりやすい部分にも意識を向けるようになりました。
感情的になりそうなときは、一度立ち止まる。
相手に何かを伝えるときは、言葉を選ぶ。
自分の考えが正しいと思っても、相手の立場から考えてみる。
そうした小さな行動を心がけるようになったのです。
長所を知ることは、自信につながります。短所を知ることは、自分を成長させるきっかけになります。
私は、どちらも大切だと思っています。

同じ命式なら、同じ人生を歩むのか

ここまで読んで、こんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
「同じ日に生まれた人は、同じ人生になるの?」
答えは、もちろん違います。
生まれた日が同じでも、育った環境や家族、出会う人、本人の選択はそれぞれ違います。
以前、私は同じ生年月日を持つ二人の女性の命式を見たことがあります。
生まれた時刻が違っていたため、命式のすべてが同じだったわけではありません。
それでも、お二人とも結婚と離婚を経験し、子どもが一人いるという共通点がありました。
もちろん、偶然だった可能性もあります。
それだけで四柱推命の正しさが証明されるわけではありません。
ただ、私はその経験を通して、人生の流れや、そのときどきの選択について改めて考えるようになりました。
命式が似ていても、物語の続きはそれぞれ異なるのです。

命式は、人を決めつけるためのものではない

四柱推命を学んでいると、さまざまな情報に触れるようになります。
この星は相性が良い。
この星は相性が悪い。
この時期は運気が良い。
この時期は注意が必要。
けれど、その知識に引っ張られすぎないことも大切です。
相性が良いとされる人でも、努力をしなければ関係がうまくいかないことはあります。
相性が悪いとされる人でも、互いを尊重しながら良い関係を築いている人はいます。
大切なのは、四柱推命の情報を答えとして決めつけないこと。
自分を理解するために使う。
相手を理解するために使う。
そして、自分の行動をより良いものにするために使う。
私は、その姿勢を忘れないようにしたいと思っています。

まずは、自分の生まれた時間を知ろう

もし自分の生まれた時刻を知らない方がいたら、この機会に調べてみてください。
ご両親に聞ける方は、聞いてみるのもいいと思います。
母子健康手帳などに、出生時刻が記録されている場合もあります。
四柱推命では、生まれた時刻がわかることで「時柱」を求めることができます。
出生時刻がわからなくても、年・月・日の3つの柱から読み解けることはあります。
けれど、時刻までわかれば、命式をより詳しく考えることができます。
そして、もしご両親に聞く機会があるなら、もう一つ尋ねてみてほしいことがあります。
「どうして、私にこの名前をつけたの?」
どんな思いで名前をつけてくれたのか。
どんな子どもに育ってほしいと願っていたのか。
自分が生まれたとき、家族はどんな気持ちだったのか。
そんな話を聞くことも、自分自身を知る大切な機会になると思います。
いつでも聞けると思っていたことが、いつか聞けなくなることもあります。
だからこそ、聞けるときに聞いておく。
命式を知ることも大切ですが、自分がどのように生まれ、どんな思いの中で育ってきたのかを知ることも、同じくらい大切ではないでしょうか。

あなたの物語は、これからも続いていく

命式は、人生という物語の目次のようなもの。
そこには、自分自身を理解するためのさまざまなテーマがあります。
けれど、目次を知ったからといって、物語の結末が決まるわけではありません。
自分の長所をどう活かすのか。
短所とどう向き合うのか。
誰と出会い、どんな選択をするのか。
その一つひとつが、これからの物語をつくっていきます。
自分を知る。
運気を知る。
人生に活かす。
もし、自分自身の性格や才能、仕事の適性、人間関係、これからの運気について詳しく知りたい方がいらっしゃれば、ココナラで四柱推命の個別鑑定を承っています。
命式を一つひとつ読み解きながら、あなたが持つ性質や運気の流れについてお伝えしています。
そして、鑑定を通じて得た気づきを、これからの人生にどう活かしていくのか。
そのきっかけを一緒に考えていければ嬉しく思います。
次回は、人生に訪れる運気の流れについてお話しします。
「運が悪い年」って、本当にあるのでしょうか。
もし運気の悪い年があるとしたら、私たちはその一年を、どのように過ごせばよいのでしょうか。
第4話では、そんな疑問について考えていきたいと思います。
橙矢賢青|四柱推命
四柱推命で、人生に小さな明かりを。

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