なぜ、楽をすることに罪悪感を感じるのか

なぜ、楽をすることに罪悪感を感じるのか

記事
コラム
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 なぜ、楽をすることに罪悪感を感じるのか
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「楽をすると、どんどんダメな方に流される」。これは真理ではなく、後天的に刷り込まれた観念です。

この観念には、二つの理由があります。

一つは、集団を統制するための都合。歴史的に、
「苦労して努力する人=価値がある」「楽をする人=怠惰」という価値観の方が、集団を管理しやすかったからです。

もう一つは、生存本能の名残。狩猟採集の時代、余裕があるときに休みすぎると、次の変化に対応できず命に関わりました。

その古い警報システムが、現代では「楽をすると罪悪感」という形で、誤作動しています。

そして、「楽」には二種類あります。

抵抗のない楽:
気分が良く、力は抜けているのに、満ちている状態


感覚の麻痺した楽:
何も感じたくない、逃避としての楽


「今、楽をすれば流される」が当てはまるのは、後者だけです。

気分の良さを基準に選ぶ楽は、むしろエネルギーの高い状態です。


罪悪感を感じたら、それが本当に自分の感覚なのか、それとも古い警報が鳴っているだけなのか。


一度、静かに見極めてみるといいかもしれません。


細井敬太

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