離職理由(短期離職)の説明方法

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ビジネス・マーケティング
これは、私が3つ目の病院に転職する際に、採用面接で聞かれた質問です。
正確には、「なぜ、4ヶ月で辞めたんですか?うちに来てもまたすぐに辞めるのではないですか?」「あれ?なんでこんな短期間で辞めちゃったの」

予想外の質問ではありませんでした。4ヶ月という短期離職の後の転職だったので、当然です。内心「あー、やっぱりきた。気まずいな」と思いながらも覚悟を決めて答えました。


その次の転職でも、短期離職した病院の退職理由を聞かれました。

3箇所目、4箇所目の病院の面接で、私がこの質問にどう答えて、採用されたのかをお伝えします。


私は、新卒で慢性期病院に就職しました。そこはとても温かい雰囲気がある病院で、看護師同士の人間関係が良好なのはもちろんのこと、看護師全員が患者さんに優しい病院でした。私は、そこに就職できてとても幸せでした。


3年間勤務した後、急性期病院への転職を決意。最初の5年の経験が大切だと看護部長が教えてくださったからです。
慢性期の看護を5年やるのもいいなと思ったのですが、幅広い患者さんに対応できるようになりたいという思いが強かった私は、やはり急性期の看護も経験しておきたかったのです。


転職活動に遅れをとってしまい焦っていた私は、当初の目的を忘れてしまい研修カリキュラムや看護レベルの高さではなく、人間関係が良いという条件に気を取られて、十分な情報がないまま転職してしまいました。


転職先は、入職前の印象通り、人間関係は最高でした。
前職の人間関係も良かったのですが、それ以上に温厚な方々が多く、平和な空気が流れていました。医師も全く偉そうではなく、フラットな関係でした。それだけに辞める時は、非常に心苦しかったです。


しかし、最初の1ヶ月の研修を終えてみて、あまり学びがないように感じてしまい、この病院ではスキルアップできないと判断して4ヶ月で退職し、再び転職することにしました。


それをそのまま説明してしまうと、面接官の印象が悪くなります。
この質問に答える時、意識した方がいいのは以下のことです。


1.被害者ぶらない
例:「だって、見学の時にそのことは言われなかったからです」


2.自分を正当化しない
例:「研修体制が整っていなかったからです」
(つまり自分は何も悪くない、悪いのは病院だ!)


3.自分の課題・失敗と向き合う
リサーチ不足、業務遂行力・忍耐力などの不足


4.反省と謝罪


とにかく他責は厳禁です!
しっかり自己を振り返り、反省して、二度と同じことをしないという決意を表明することが重要です。


過去の失敗をどのように捉えているか?

次同じことが起きたらどのように対処するつもりか?

その方法が妥当か?

どんな人間性なのか?

人間関係のトラブルではないか?

業務適応ができなかったのではないか?

などなど色々みられていたと思います。


人間関係が良さそうだからその病院にしたことは伏せました。

理由は、「この人、スキルアップ目的じゃなくて人間関係が原因で転職してるのかな?」と思われる可能性があるからです。

その代わり、そこでの人間関係は良好で、対人関係のトラブルが原因の転職ではないことは明確に伝わるようにしました。


具体的なセリフはこちら。
3つ目の転職時の面接官への説明と、4つ目の転職時の説明を公開します。
※この回答だけでなく、病院見学の際の積極的な姿勢、小論文も採用につながったと思います。実際に、見学時の様子はとても印象が良かったと言われました。


【3つ目の病院に転職する際に使用した回答内容】

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