第5章|アクセスはあるのに売れない。どこを直せばいい?

第5章|アクセスはあるのに売れない。どこを直せばいい?

記事
ビジネス・マーケティング
ここまでで、

「誰に売るのか」
「何を売るのか」
「どこから集めるのか」

を整理してきました。

ここから先は、実際に運用を始めるとかなり多くの人がぶつかる問題です。

アクセスはある。
投稿も見られている。
サービスページにも人が来ている。
それなのに売れない。

この状態になると、

「価格が高いのかな」
「もっとフォロワーを増やした方がいい?」
「商品そのものが悪い?」

と、いろいろ疑いたくなります。

僕がここで最初にやるのは、ページを全部作り直すことではありません。

どこまでは人が進んでいて、どこから先に進んでいないのかを確認します。

「売れない」を一つの問題として扱わないことが大切です。

◆まず数字を4段階に分けてみる


たとえば、Xからココナラへ集客しているとします。

1か月の数字がこんな状態だったとしましょう。

段階 人数
Xの投稿を見た 50,000
プロフィールを見た 800
サービスページを見た 120
問い合わせた 2
購入した 1

「5万回も見られたのに1件しか売れなかった」

とだけ考えると、何を直せばいいか分かりません。

見るべきなのは
5万という数字よりも途中の減り方です。

投稿からプロフィールへ進んでいないのか。

プロフィールまでは来ているのに、サービスへ移動していないのか。

サービスページまで来て、そこで止まっているのか。

問い合わせまでは来るのに、購入されないのか。

この違いで、改善する場所が変わります。

◆投稿は見られているのにプロフィールへ来ない

まず、

投稿は見られているのに、プロフィール閲覧が少ない

というケース。

ここでサービスページを修正しても、まだそこまで人が来ていません。

先に投稿を見ます。

よくあるのが、

「役立つ情報ではあるけれど、誰が書いているのか気にならない」

という状態です。

たとえば、

Webマーケティングではターゲット設定が重要です

という投稿。

内容として間違ってはいません。

ただ、この1文だけでは

「もっとこの人の投稿を読みたい」

まで進みにくいですよね。

少し具体的にすると変わります。

ココナラで売れないとき
最初に価格を下げるのは少し待ってください

サービスページまで人が来ているなら
先に「何を頼めるか」が伝わっているか確認します

僕はここを見てから価格を触ります

こう書けば、

「この人はココナラ集客も見ているんだ」

と分かります。

投稿の中に

専門分野
判断基準
経験
自分の考え

が少し入るだけで、プロフィールを見る理由ができます。

ただ情報を渡すだけではなく、

「この続きをこの人から読みたい」と思えるか

を確認してみてください。

◆プロフィールは見られているのにサービスへ進まない


次は、

プロフィール閲覧はある。

そこからサービスページへの移動が少ない。

この場合、僕ならプロフィールを見直します。

ポイントは

「何をしている人か」が数秒で分かるか

です。

たとえば、

Webマーケティング|SNS|SEO|ブログ|コンサル|副業支援

いろいろできることは伝わります。

一方で、

「結局、何を相談できる人なんだろう?」

と感じる人もいるかもしれません。

そこで、

ココナラ・X・ブログを使ったWeb集客をサポート
「発信しているのに問い合わせにつながらない」を一緒に整理します

とすると、対象と悩みが見えやすくなります。

プロフィールの目的は
経歴を全部載せることではありません。

初めて来た人が、次に見る理由を作ること。

ここが重要です。

固定ポストやプロフィールリンクを使っているなら、

「サービスはこちら」

だけではなく、

「何を確認できるページなのか」

まで書いておくと親切です。

Web集客の相談内容・料金・対応範囲はこちら

このくらい具体的な方が
クリックした先を想像できます。

◆サービスページまで来るのに問い合わせがない


ここが一番悩みやすい部分です。

すでに商品に興味を持った人が来ています。

それでも問い合わせない。

この場合、

「もっと集客しなきゃ」

よりも

購入判断に必要な情報が揃っているか

を確認した方がいいです。

お客様の頭の中を想像してみてください。

サービスページを開いて、

「良さそうだな」

と思った次に出てくるのは

「自分にも合う?」
「料金はいくら?」
「何をしてくれる?」
「どこまで含まれる?」
「実績は?」
「相談したら断れない?」
「何を準備すればいい?」

といった疑問です。

この段階では、魅力を足すだけではなく

迷う理由を減らす

ことも必要になります。

◆サービス説明は「すごさ」より「判断材料」を増やす


たとえば、

Web集客を徹底サポートします
丁寧に対応します
初心者歓迎です

という説明。

雰囲気は良いです。

ただ、依頼する側が知りたい情報はまだ残っています。

僕なら、もう少し具体的にします。

X・ブログ・ココナラを使っているものの
問い合わせにつながらない方を対象にしています

現在の運用状況を確認し

投稿
プロフィール
サービスページ
購入までの案内

のどこを優先して見直すか整理します

購入前に「自分のケースも対象か」を確認したい場合は
現在使っている媒体とお悩みをメッセージでお送りください

これなら、

「何を見てもらえるのか」


「最初に何をすればいいのか」

が分かります。

サービス説明で重要なのは、

期待を高めることだけではありません。
判断しやすくすることです。

◆「実績があるのに売れない」なら、実績の見せ方も確認する


実績を掲載しているから
信頼されるとは限りません。

たとえば、

総インプレッション3,000万突破
フォロワー1万人達成

と書いてあったとします。

数字は大きい。

ただ、ブログ集客を相談したい人からすると

「それが自分の悩みとどう関係するの?」

となる場合があります。

実績は大きさだけでなく、

今回のお客様の悩みと近いか

も大切です。

たとえば、

サービスページへの流入が少なかった案件で
プロフィールと固定ポストを見直し
ココナラまでの案内を整理

のように

「どんな状態から、何をしたのか」

まで分かれば、数字だけの実績とは違う伝わり方になります。

実績を見せるときは、

成果
その成果に至るまでに何をしたか

をセットにすると理解されやすいです。

◆料金を下げる前に「料金の中身」が分かるか確認する


売れないときに
一番触りやすいのが価格です。

5万円を3万円にする。

3万円を1万円にする。

確かに価格が原因なら、反応が変わる可能性はあります。

ただ、

価格の意味が伝わっていない状態で値下げする

のは少しもったいないです。

たとえば、

Webマーケティングサポート
50,000円

だけを見ると高く感じる人もいます。

一方、

30日間で

ヒアリング
ターゲット整理
プロフィール確認
サービスページ確認
発信テーマ設計
改善提案
チャット相談

まで含まれると分かれば、

初めて

「5万円が高いか安いか」

を判断できます。

価格を説明するときは、

金額だけではなく、その金額で何を受け取れるか

まで見せる。

ここを確認してから
値下げを考えても遅くありません。

◆問い合わせは来るのに購入されない


ここまで来ると
集客よりも「提案」の問題が見えてきます。

問い合わせはある。

相手も興味を持っている。

それでも購入されない。

この場合は

商品内容
価格
提案方法
対応範囲
相手とのズレ

などを見ます。

たとえば相手が

「投稿文だけ30本お願いしたい」

と言っているのに

こちらが

「アカウント全体を見た方がいいので10万円プランがおすすめです」

と提案したら、

必要以上の提案に感じられる可能性があります。

逆に、

本当はプロフィールから改善しないと目的を達成しにくい場合もあります。

その場合は

「全部必要です」

ではなく、

投稿文だけの対応も可能です

ただ、現在のプロフィールでは
投稿を見た人がサービス内容を判断しにくい状態なので
先にプロフィールを整える方法もあります

と理由を説明する。

売ることより、相手が判断できる材料を渡す。

問い合わせ後も
この考え方は同じです。

◆CTAが弱いだけで止まっていることもある


CTAというのは

「次に何をしてほしいか」

を伝える部分です。

難しく考える必要はありません。

たとえば記事の最後が

最後までありがとうございました

で終わっていたら、

読者はそのまま帰ります。

サービスにつなげたいなら、

Web集客のどこを直せばいいか分からない方は
現在使っている媒体を教えてください

対応可能か購入前に確認できます

と書く。

ここで重要なのは

「お問い合わせください」だけで終わらせないこと。

何を送ればいいのか
何が分かるのか

まで書くと動きやすくなります。

僕なら

「サービスはこちら」

より

「料金・対応内容はこちら」

の方を使います。

クリックした先が分かるからです。

◆アクセスが少ない時期は、一件の結果で決めつけない


分析するときに
もう一つ気をつけたいことがあります。

数字が少ない段階で

「この方法はダメだ」

と判断しないことです。

たとえば

サービスページを10人が見て
問い合わせ0件。

これだけで

「ページが悪い」

とは言い切れません。

翌月には20人中3人が問い合わせるかもしれない。

反対に

1人来て1人買ったから

「購入率100%のページが完成した」

とも言えません。

数字が少ないと
1件の動きにかなり左右されます。

最初のうちは

単発の数字より、一定期間の変化

を見る方がいいです。

先月より

プロフィールを見る人が増えた。

サービスページへの移動が増えた。

問い合わせが少し増えた。

このように流れを見ると
改善した部分を判断しやすくなります。

◆全部同時に変えると「何が効いたか」が分からない


売れないと、

プロフィールを変更。

価格も変更。

商品名も変更。

サムネイルも変更。

投稿内容も変更。

全部やりたくなります。

気持ちはよく分かります。

僕も改善するときは
変更したくなる場所がたくさん出てきます。

ただ、全部一度に変えると

結果が良くなった理由が分からなくなります。

そこで僕なら

一番止まっていそうな場所を先に1つ選びます。

たとえば

サービスページまで人が来ている。

問い合わせがない。

なら、

まず冒頭の説明を変える。

一定期間確認する。

次に実績の見せ方を変える。

また確認する。

という感じです。

地味ですが、

改善した理由を残せる

ので次の施策にも使えます。

◆15分でできる「売れない場所」の確認


最後に、自分の数字を見ながら確認してみてください。

今の状態 最初に見る場所
投稿がほとんど見られない 集客方法・発信テーマ
投稿は見られるがプロフィールに来ない 投稿内容・プロフィールを見る理由
プロフィールは見られるがサービスへ来ない プロフィール・固定ポスト・案内
サービスは見られるが問い合わせがない 商品説明・実績・料金・FAQ
問い合わせは来るが購入されない 商品内容・価格・提案
購入されるが継続されない サービス品質・購入後の対応

ここで大事なのは

「どこが悪い?」と考えるより
「どこから人が進まなくなった?」と考えること。

この質問に変えるだけで
かなり原因を探しやすくなります。

◆第5章で一番伝えたいこと


Webマーケティングでは

アクセスが増えたから成功。

売れないから失敗。

そんな単純な見方をしません。

人が

投稿を見る
プロフィールを見る
商品を見る
比較する
問い合わせる
購入する

その途中を見ます。

そして

一番大きく止まっている場所を先に直す。

これです。

アクセスが足りない人に
サービス説明の修正だけを続けても効果は限られます。

サービスページまで人が来ているのに
投稿数だけ増やしても、問題が残るかもしれません。

売れない原因は
毎回同じではありません。

だからこそ

「今どこまで来ているか」を数字で確認する習慣

をつけておきたいです。

▶第6章|購入前の不安を消す「売れるコンテンツ」の作り方


サービスページまで来た人が

必ず購入してくれるわけではありません。

むしろ購入直前になるほど

「本当に大丈夫?」
「自分にも合う?」
「失敗したくない」

という気持ちは強くなります。

そこで必要になるのが

実績
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FAQ
比較記事
料金説明
依頼の流れ

といった購入判断を助けるコンテンツです。

第6章では

「安心してください」と書かなくても
読者が自分で安心できる情報をどう作るのか。

購入前の不安をコンテンツで一つずつ解消する方法

を具体例と一緒に掘り下げます。
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