#1. 吾が心清清し… 自分の心に、嘘をついていませんか?

#1. 吾が心清清し… 自分の心に、嘘をついていませんか?

記事
コラム
毎月1日は、神社へ足を運び、改めて感謝を伝える日。

静かな境内を歩き、手を合わせていると
普段はあまり意識していなかった自分の心に
ふと目が向くことがあります。

心に刻みたい言葉…

「吾が心清清し(あがこころすがすがし)」

『日本書紀』神代上に記されている、スサノオノミコトの言葉です。
出雲の地に至ったときに発せられた言葉として伝えられています。

清々しい心。

この言葉に触れると、自分の心は今
本当に清々しいだろうかと考えさせられます。

人に合わせることに、慣れていませんか?

私たちは日々、いろいろな人と関わりながら生きています。
相手の気持ちを考えることもあれば
その場の空気を読んで行動することもある。

人間関係を円滑にするために、自分の意見を少し抑えたり
本当は違うと思っていても
何も言わずに受け入れたりすることもあるでしょう。

もちろん、相手を思いやることは大切です。

でも、いつも周りに合わせてばかりいると
いつの間にか、自分が本当はどう感じているのかさえ
わからなくなってしまうことがあります。

本当は嫌なのに、笑っている。
納得していないのに、わかったふりをしている。
本当はこうしたいと思っているのに、誰かの期待を優先してしまう。

そんな小さな積み重ねが
自分の心を曇らせてしまうこともあるのではないでしょうか。

誰よりも、自分自身には正直でいたい

人からどう見られるか。
誰にどう思われるか。

それを気にすることは、決して悪いことではありません。

ただ、他人の評価ばかりを気にして
自分の本当の気持ちを置き去りにしてしまうのは
少し寂しいことだと思うのです。

誰かに認めてもらうために、自分を偽る必要はない。
無理にいい人でいようとしなくてもいい。

自分の気持ちに気づき、認めてあげること。
間違えたときには素直に認めること。
自分の信念を大切にすること。
誰も見ていないところでも、誠実でいること。

そういう一つひとつの積み重ねが
自分の心を清々しく保つことにつながるのかもしれません。

心に曇りのない自分でいるために

神社で手を合わせる時間は、神様に願いを伝えるだけではなく
自分自身を見つめ直す時間でもあると感じています。

今の自分は、何を大切にしているだろう。
誰かの言葉に振り回されていないだろうか。
自分の本当の気持ちに、蓋をしていないだろうか。

そんなふうに、自分の心に問いかけてみる。
いつも完璧でいる必要はありません。
迷うこともあるし、感情に流されてしまう日もある。

それでも、気づいたときに自分の心に立ち返り
また素直な気持ちで歩き始めればいい。

誰よりも自分自身には、嘘をつきたくない。
心に曇りのない、清々しい自分でありたい。

そんな思いを大切にしながら
これからも日々を重ねていきたいと思います。


璃煌 - Rico-
神道のこころ|心に刻みたい言葉


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