トラベル・フォトブログ『みおのブーダンでのお話』#022

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デザイン・イラスト

「もう少し左へ」と言われ、足元を確かめながら半歩ずれた。
肩越しに金色の屋根飾りが入るところで止まると、次に困ったのは、両手をどこへ置くかだった。

前で組むとよそ行きになり、下ろすと妙に固い。
迷った末、いつものようにポケットへ入れ、そのまま撮影が終わった。

眼下にはウラ谷の家並みが広がり、森の斜面には濃い緑が重なっていた。
写真の中では落ち着いて見える。
でも、この一枚から先によみがえるのは、壮大な眺めより、手の置き場に困っていた数秒です。


咲久良みお・ブータン紀行・ウラ谷展望地3-027_99.95.png


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