いつも言動が裏目に出るのはなんで?【復縁/恋人/夫婦】

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ありがたい事に多忙過ぎてブログを書けていませんが、無理やり時間をこじ開けております、佐藤です。

今日はいつも個別分析の時に、特にご本人の分析時にお話ししている脳のバランスの事についてお話ししていこうと思います。
よく、「頭を使わないとボケるよ」と言う事があると思うのですが、これは一生懸命働いて勉強していればOKという事ではなく、脳はバランス良く使いましょうという事なのです。

それでは、早速それぞれの役割とそれが恋愛にどの様に影響するのかを事例含めて見ていきましょう。


①脳を3分割して考えよう

└脳を大雑把に役割分担で分けるとこうなる

脳を役割分担で3分割すると、「インプット」「アウトプット」「感情」の3つに分かれます。
恋愛におけるそれぞれの役割が下記です。
3つの脳をバランス良く使えていると恋愛がうまくいきやすくなるのです。

⑴インプット脳

└視覚や聴覚やその他五感等から言語非言語問わずに情報を仕入れて理解し、記憶します

観察、知識、認知、理解、定義、優先順位、記憶など

・相手が何故その様な言動をするのか(観察、知識、認知)
・その場の状況や環境についての観察や理解
・自分の事をどの様に理解しているか
・何をすべきで何をしない方が良いかの選択
・した方が良い事の優先順位など

⑵アウトプット脳

└判断や決断、創造や目標、話す、伝える事、思考、体を動かす事などをします

目標、指令、判断、決断、行動、伝達、思考、創造など

・何を目標とするか、またその進捗管理
・目標の為の指示・指令
・何をするか選択した後の判断や決断
・実際の言動(行動、伝達)

⑶感情脳

└相手の感情を理解したり自分の感情を生じさせたりします

感性、社会性、相手と自分の感情

・相手が今どの様な感情か
・自分の感情を生み出す
・衝動

このうちのどこを使うのが得意でどこが苦手かによって、自分の課題も見えやすくなるのです。

②事例

①だけ読んでも良く意味が分からないと思うので、ここで事例をお伝えしたいと思います。

モニターHさん(25)女性
└復縁希望→元彼Sさん(28)男性
└別れて2ヶ月の時点で私に相談を開始
※相談当時

今回は3つの脳の役割分担についてお伝えする事例なので、必要箇所のみピックアップしてお伝え致します。

と、その前にHさんの脳タイプをお伝えしておきましょう。
彼女はアウトプット脳がとても強く、その次に感情脳、そしてインプット脳は基準値に達しておらず鍛えた方が良いという事になりました。

①に当てはめて考えると、相手の感情を良く理解し行動力もある。でも観察力や認知にズレが生じやすい、という事になります。

今回事例の為にピックアップさせてもらうのは、お別れの要因についてです。

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HさんとSさんは付き合い初め当初から頻繁にSさんの一人暮らしの家でデートを重ねていました。
金曜の夜に仕事が終わるとSさんの家に行き、日曜の夜に自宅に帰るというのがルーティンになっていました。
少し控えめなSさんに対してHさんは自分のやりたい事、行きたい場所を提案する人なので休日に出かける時にはHさんが行きたい場所に行く事が多かったようです。

仲良くお付き合いを続けていましたが、コロナ禍で在宅ワークが増えたタイミングで事態は一変します。

ある時HさんはSさんに『滅多に会社に出社しなくなったから、平日もSの家にいようかな』と伝えました。
Sさんも在宅ワークなので一緒に仕事が出来ればいいなと思ったそうです。
Sさんは『いいけど、それだと家賃がもったいなくない?』と言います。
Hさんは『長引くとそうかもしれないけど、いつまでになるか分からないからこっちに来るね』と言ってそのままSさんの家にい続け、週に1回自宅に帰るか帰らないかの生活が始まります。

半月程経過した時にSさんは『Hちゃん本当に家帰らなくていいの?』と聞いてきました。『うん、大丈夫~』とだけ答えたそうです。

その後も在宅ワーク中はお互い仕事に集中している事が多くあまり会話も無かった様ですが、休憩時や終了時に段々Hさんは仕事の愚痴を言う事が多くなっていったようで、Sさんから『時々1人になって考えた方が良いんじゃないかな。俺も1人で考えたい時もあるよ。』と言われたそうですが、それでもHさんは『うん、でも大丈夫。Sに聞いてもらってなんとかなってるし!』と明るく答えたそうです。

そんな日々が続いて1ヶ月強経った時、Hさんはそういえば最近Sさんと笑いながらの会話をしていない事に気づいたそうです。
一緒にご飯を食べてテレビを観る時間などもあるし、いつも一緒に寝ているのに会話をしていない、と思ったそうで、Sさんに『最近あんまり会話してないね。早い時間にやってる居酒屋さん行って久しぶりに飲もうか』と提案したそうですが彼は『うーん、仕事が結構立て込んでるから俺はいいかな』と断ってきたそうです。
Sさんの様子を変だと思ったHさんは『S、怒ってるでしょう?』と聞いたそうですがSさんは『怒ってないよ』と返してきます。
だけど明らかに空気感がおかしい。
そこでHさんはSさんに『怒ってないっていう割には飲みに行かないとか、おかしくない?』と言ってしまいます。
するとSさんはため息をついて『いや、本当に怒ってないから。飲みにはまた今度行こうよ』と言ってきたそうです。
Hさんは『怒ってないって言ってなんでそんなため息出るわけ?』とヒートアップしていきます。
そして最終的にSさんに『1回自分の家に戻ってくれるかな?少し離れていたい。』と言われてしまいます。
反論しましたが埒が明かず、結局Hさんは自宅にその日戻っています。

その日のうちにLINEで『家に帰れって言われる程怒ると思わなかった。ごめん。』と連絡しましたが、既読にもならないまま翌日になったそうです。
翌朝LINEが既読になっているのを確認しましたが、返信は無いまま。

こんな事はこれまで1度も無かったので心配になったHさんはその日仕事が終わるとそのまままたSさんの家に行きます。
すると、Hさんが来たことを知ったSさんは『1回帰ってって離れていたいって言ったのになんで来たの?』と最初から怒ってる様子で、Hさんはパニックになります。
『ごめんでも話し合った方が良いと思って…。』と伝えると、『今そういう事が出来る心境じゃないから帰って欲しいんだよね、また連絡するから今日はもういいかな。』と帰らされてしまいます。

結局その日は自宅に帰っていますが、その後何回かの連絡を経て結局SさんはHさんに別れを告げます。
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Sさんが別れを決めた要因は上記だけではありません。
上記は脳の役割分担が分かりやすかったのでここだけピックアップしました。

しかも上記の文章は皆さんに分かりやすくするために会話の中でも重要な箇所だけ抽出して書いているので、初見の人にも割と何が良くなかったのか分かりやすいかと思います。

彼は最初にHさんから『在宅ワークだから平日もここにいる』と言われた時に既に『いいけど、それだと家賃がもったいなくない?』とプチ反論しています。
その後も『Hちゃん本当に家帰らなくていいの?』と言っていて最終的には『時々1人になって考えた方が良いんじゃないかな。俺も1人で考えたい時もあるよ。』と自分も1人で考えたい時がある、と明確に言っています。
それでもHさんは『大丈夫』と言ってSさんの考えを考慮せず家にい続けました。

そして彼の気分が悪くなってきているのに気づいてからそれを修正しようとしたり『怒ってる?』と聞いたりしています。
いくら彼が『怒ってない』と言ってもHさんにはなぜか確証がある様で、反論しています。
結局家に戻った後も心配して翌日またSさんの家に行ってしまいます。

脳を役割分担して3分割した時の事を思い出してください。

感情脳で相手の感情と自分の感情を理解し
インプット脳で出来事に対して理解し記憶して
アウトプット脳で決断して言動します

そしてHさんは感情脳とアウトプット脳は強めですが、インプット脳は使うのが苦手だという事が分かっています。

なので、『彼が怒っている事は分かるし、それを嘘ついて誤魔化しているけど本当はやっぱり怒っているのも分かる、でもなぜ彼が怒っているのかも分からなければこれまで何をした結果怒っているのかも理解出来ていない、そして自分がこの後何をした方が良いかの選択も苦手なので選択を間違えたまま、行動力だけはあるので彼の家に押しかけてしまっている』というのが簡単な考察です。

感情脳が強い人は、なまじ相手の感情に気づきやすくそれを外す事も多くないので観察力を含むインプットも強いと自分で勘違いしやすいのですが、実は大幅にずれている事が多く、それが起こると別れに繋がる言動をしやすくなってしまうのです。

感情を感じ取る→インプットは苦手なので誤った認識をして誤ったアクションを選択をする→その誤ったアクションを決断して実際行動してしまう

という流れが起きてしまうのです!!
その結果、相手の感情が更に昂っているのに気づいて余計パニックという負のループの完成です。

彼のセリフや態度などをきちんと読み取って気づいていたら、途中で方向修正できたと思います。

少しずれますが、彼がもう少し明確に『俺は1人でいたい時間もあるから週に3日は自宅に帰って欲しい』と言えば良かったと思いますか?
はい、私もそう思います。
しかし、実際にこういう状態になった時に相手に言えなくなる事は男女問わず多いです。自分が相手と一緒にいて相手が嬉しそうに「ここにいる」と言ってる時に「帰って」と言い難いのは想像しやすいと思いませんか…?

言えない人は多い、と知っておきましょう。

③脳はレストラン

└一流の良いレストランを目指して頑張ろう

以前のブログにも1度書きましたが、この、脳を役割分担で3分割するという考えを私はよくレストランに置き換えて考えます。

インプット脳→原材料の素材
アウトプット脳→料理人の腕
感情脳→接客対応と店の雰囲気

②の事例で出したHさんは、アウトプット脳と感情脳が強く、インプット脳がそんなに使えていないので、

【接客対応も素晴らしく店の雰囲気も良く、美味しそうで豪華な料理を出すのに素材が悪いからそんなに美味しくない】お店という事になります。

なので皆さんには、接客対応も良くてお店の雰囲気も良く、料理も抜群に美味しいお店になって欲しいのです。

④まとめ

本日は、脳を役割分担で3分割した時についてお話ししていきました。
自分が脳のどこを使うのが得意でどこが苦手か知りたい方は、私にご相談してくださる際に自分用の個別分析を依頼してください。
(脳の役割分担3分割はお相手のものは情報不足で出来ない事が多いのでご了承ください。)

その結果並びに実際の言動を基にご自身の自己改革のお話しをしていきます!

何とか自分が別れてしまった要因を見つめ直して修正し、自己改革してもう1度お相手と復縁したい方や、恋人との関係、夫婦関係の改善が必要な方は相談をお待ちしております♪
条件がかなり厳しいのできちんと商品詳細やブログをお読み頂く必要がありますが、覚悟ががっちり出来ている人の相談を本気でお受付しています。
※ふわっとした覚悟で依頼する事や自責出来ない方の依頼はお勧めしません。

それでは、明日、心が晴れますように☀
カウンセラー佐藤愛


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