抽象絵画の展示は難しい

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コラム
こんにちは皆様。

モンドリアンの絵画が75年間上下逆に展示されていた可能性が有るらしいですよ。

私も常々思っていたのですが、抽象絵画の上下ってどこで見るんだろう、抽象絵画って、作者は意図があって書いているのだろうが、作者以外の人間にその意識は伝わってるのだろうか。

今回モンドリアンの作品が逆様だったと話題になったのは、デュッセルドルフの現代美術館「ノルトライン=ヴェストファーレン20世紀美術館」です。

この美術館はモンドリアン展をする為に買い入れたらしいが、本人がアトリエで作業していた時期の絵の方向が逆だったり、描くときにテープを使っていたらしいが、それが剥がれたりしていて、どうも上下逆に展示していたと判断されたらしい。

抽象絵画って上下が解らない物は多い、逆にして展示してもテーマが表現されていて、訴えかけるものがあるのが凄いと成っているらしい。

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もう亡くなってしまった作者はどう思ったのだろう、作品が意図した状態で展示されていたのは納得なのか、それとも不本意だったのだろうか。

今更解らないけど、抽象絵画を読み解くのはそれだけ難しいと云う証拠なのかもしてない。

最も絵画は読むとか解くとかではなく、感じる物なのだろうと思っているので、一般人はそれでいい。

問題は美術史家や博物館の展示に関わったすべての人だ、ちょっと恥ずかしくならないのかな。

いつも、有難う御座います。



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