在庫の健康診断、まず見る5項目

在庫の健康診断、まず見る5項目

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ビジネス・マーケティング
「倉庫が重い気がする」「売上はあるのに口座残高が増えない」。こうした“ぼんやりした不安”を抱えたまま、受注や出荷に追われているショップは少なくありません。
大手日用品メーカーのSCM部門で13年、在庫計画に携わってきた経験から言うと、在庫も人の健康診断と同じで、数字を定期的に見れば異常の兆候は早めに分かります。今回は、手元のExcelで1時間あれば確認できる5項目をご紹介します。

■ 項目1:在庫日数
在庫数 ÷ 直近30日の平均日販で、今の在庫が何日分あるかを出します。目安は30〜60日が健全、90日以上は危険。全体の平均だけでなく、SKUごとに出して90日超の商品を一覧にするのがポイントです。

■ 項目2:動いていない商品の割合
直近90日に1回も売れなかったSKU数 ÷ 全SKU数。5%以下なら健全、15%を超えると、倉庫スペースや棚卸の手間を静かに圧迫している状態です。季節前の商品など理由を説明できるものは除いて考えます。

■ 項目3:在庫金額が月商の何か月分か
在庫評価額 ÷ 月商。1〜2か月分が健全、3か月分を超えると、売上が現金ではなく在庫に変わってしまっている状態です。単月ではなく、直近3か月の推移で見ます。

■ 項目4:モール間の在庫の偏り
楽天・Amazon・自社ECそれぞれで「販売の割合 − 在庫の割合」を出します。差が±10%以内なら健全、±25%を超えると「片方で欠品、片方で余る」が起きやすくなります。

■ 項目5:仕入れから入金までの日数(CCC)
在庫日数 + 入金までの日数 − 支払いまでの日数。30日以下が健全、60日を超えると「黒字なのにお金が残らない」原因になりがちです。最初は概算で構いません。

5項目のうち「要注意」以上が3つあれば、在庫の持ち方そのものを見直すサインです。1項目だけで判断せず、5つを並べて見ることで、どこに歪みがあるかが見えてきます。

ただ、毎月この数字を手で集計するのは大変です。「モールごとの在庫と販売データをまとめるだけで半日かかる」という方は、出品中のサービス(API連携で在庫・発注を自動化)からお気軽にご相談ください。データを自動で集めて、毎月の健康診断がすぐできる仕組みを一緒に作ります。
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