※Webサイトに掲載している記事のダイジェスト版となります。
■ビジネスも社会的にも変化が激しい現代
業務改善やタスク効率化に使われることの多い『PDCAサイクル』。
ですが、「1サイクルをまわすのに時間を要する」「柔軟性に欠ける」「新たなアイデアの創出や視点を取り入れにくい」というデメリットもあります。
IT技術の進歩やAIの普及によって、マーケット・社会的にも変化の激しい状況が続いています。
そのため、業務改善やタスクの効率化にも「スピード感」が求められており、『PDRサイクル』が注目されています。
■『PDRサイクル』とは?
『PDRサイクル』とは、「Prep(準備する)」「Do(実行する)」「Review(客観的に見直す)」のサイクルで業務などを改善・効率化を図るフレームワークです。
このPDRサイクル(Prep-Do-Review)は、ハーバードビジネススクールのリンダ A.ヒル 氏とケント ラインバック 氏によって2011年に考案されたマネジメントサイクルとして知られています。
『PDCAサイクル』と比較すると、要素が3つであることから短期間でサイクルをまわせるため軌道修正・失敗のリカバリーがしやすく、不確実性があり計画立案が難しい業務などに適しています。
■『PDRサイクル』の3つのプロセス
『PDRサイクル』は、以下の3つのプロセスで構成されています。
●Prep(実行するために準備する)
●Do(実行する)
●Review(実行して得られた成果を客観的に見直す)
◆Prep(準備)
最初の「Prep」では、「Do」に向けて何をすべきか、目的や目標、手段、期限を検討します。
このステップでは『5W1H』を用いることがポイントとなります。
「Prep」のステップで時間をかけてしまうと、サイクルをまわす時間が長くなってしまい、『PDRサイクル』の良さが損なわれてしまいます。
そのため、『5W1H』の発想で必要な項目を簡潔に整理することで、次のステップである「Do」に素早く移行できるようになります。
つまり、この「Prep(準備)」では、PDCAサイクルの「Plan(計画)」ほど精微にはしないということになります。
◆Do(実行)
2ステップ目の「Do」では、「Prep」で検討・決定した目標や納期などに沿ってアクションを起こします。
注意点としては、「Do」のステップの最中に「Review(客観的に見直す)」ことをしないという点です。
「Do(実行)」途中の段階で「Review(客観的に見直す)」してしまうと、成果の良し悪しにブレが生じてしまい、軌道修正やリカバリーを正しく行うことができなくなるからです。
◆Review(客観的に見直す)
3つ目のステップである「Review」では、「Prep(準備)」し「Do(実行)」したことによる結果を客観的に評価・見直します。
具体的には、「Prep(準備)」で設定した目標や納期などに対する達成度合いを評価し、成功 or 失敗要因を明らかにします。
その評価を「Prep(準備)」へとつなげていきます。
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