人は「別れ」より、「理由がわからない」ときに苦しみます

人は「別れ」より、「理由がわからない」ときに苦しみます

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コラム
好きな人との「別れ」はしんどいですが、実はもっとしんどいことがあります。

本当に人を苦しめるのは、別れそのものではなく、「理由がわからないこと」なのです。

脳は「答えがない状態」がとても苦手です

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私たちの脳には、わからないことを終わらせたいという性質があります。

心理学では、人は「途中で終わったこと」や「結論が出ていないこと」を気にし続ける傾向があると考えられています。

だから、

「どうして急に連絡が来なくなったんだろう。」
「私が何か悪いことをした?」
「本当は嫌われていたのかな。」

そんな考えが、何度も何度も頭の中を巡ってしまうのです。

理由がわからないと、人は自分を責め始めます

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理由がわからない時間が続くと、人は空白を埋めようとします。

でも、その空白を埋める材料がない。

すると、脳は一番身近な答えを探します。

「私が悪かったのかもしれない。」

そうやって、自分を責める方向へ考えが進んでしまうことがあります。

もちろん、本当の理由は相手にしかわからないこともあります。

それなのに、自分だけが何度も答え合わせをしてしまう。

だから苦しさが終わらないのです。

何度も同じことを話したくなる

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「また同じ話をしてしまった。」「また同じことを考えてる」そう思って落ち込む必要はありません。

理由がわからない出来事は、一度話しただけでは整理できないからです。

昨日と同じ出来事でも、今日話してみると、少し違う気持ちに気づくことがあります。

また数日後には、さらに違う見え方になることもあります。

心は、一度で整理できるものではありません。

少しずつ、少しずつ整理されていくものなのです。

理由がわからないままでも、心は回復できます

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もちろん、理由がわかった方が楽になることもあります。

でも現実には、理由を聞けないまま終わる関係も少なくありません。

だから私は、

「理由を探すこと」よりも、「今の気持ちを整理すること」の方が大切だと思っています。

理由がわからないままでも、悲しみは少しずつ形を変え、心は少しずつ回復していきます。

その過程で必要なのは、無理に前を向くことではありません。

安心して何度でも話せる場所があること。

私は、そんな場所でありたいと思っています。

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