あの若き日の東京物語【読書する幸せ】

あの若き日の東京物語【読書する幸せ】

記事
コラム
~今回は番外編。私が20代の頃のお話です~

20代。
一日中、本を読んでいたあの頃。
都内の狭く暗い部屋で。

家賃三万円のアパートで。
朝から晩まで。

何十年も前に日本で書かれた本を読む。
何十年も前に外国で書かれた本を読む。

それはとても幸せな日々でした。

食パンをかじって、コーヒーだけを何杯も飲んで。

小説なら、登場人物の名前をノートにメモして。
哲学書なら、気になった文章の横に鉛筆で縦線を引いて。

朝から晩まで。
何十冊も。
何百冊も。

あの快楽は忘れられない。
あの幸福な日々は忘れられない。

時は経ち……

今ではもうすっかり本を読むことはなくなりました。

本を読む時間はパソコンに向かう時間や、スマホを見る時間へと変わりました。

さて。
たまには本を読んでみようか?

~2026年5月~

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