癒しのタロット 上手な質問の仕方について

コース受講者の方にこんな感想をいただきました。

この方は、練習にと家族や友人を一方的に勝手に読みまくる・・・というのが、トレーニングに仕込まれていたそうで、その度に、頭痛や眠気でカルマを背負ってしまっていたそうです。。。。知らないって恐ろしい。

＊スピリチュアルやヒーリングワークだからと言って、プライバシー侵害（本人の合意のない鑑定）はゆるされません。当たる、当たらないの遊び程度だからできるのだと思います・・・ここまで深く出ると分かったら、普通の感覚の人には「勝手に人の心の中を読む」ことが倫理的にも良くないとわかるはずなので。相手の気持ちを見るということは、支払いが伴う魂の借金をしていることなのです。（いいことをすること（ダルマ）が、天国への貯金であれば、こちらは借金：カルマ）　

でも、占い業界のほとんどが、この「彼の気持ちみて下さい！」というニーズで成り立っているので、商売的には好き勝手なことを言ってお金をもらえるイージーマネー。そしてもし、今までそういう占いの仕方が普通だと思っていた人は気づいて下さい。

あなたは、誰かが勝手にあなたの携帯を覗いたり、心を覗いて心地いいですか？「みて下さい」と言っているあなたも金銭では返せない借金をしていることになるのです・・・。

彼の気持ちが知りたければ、本人に確認されて下さい。自分の気持ちだって複雑なのだから、彼の気持ちもそんなに単純であるはずはないのです。そしてこれから彼の気持ちを知りたい・・・と言う変わりに、「彼と付き合ったらどんな関係になれますか？」『この恋を成就させるためにわたしがすべきことは？」と質問を変えられて下さい。自分目線であることを崩さずに質問すれば、自分の心の在り方で、彼との関係を変えていくこともできます。

ちなみに私は通常のリーディングでは、包括的に見るのであえて質問は設けていません。質問が必要なのは、方向性が欲しい時。通常のタロットの方法では、方向性がないと読めないので、質問が必要なのです。なので私も、お試し的なミニリーディング（３ペア；６枚）でのみ、質問をいただきます。フルリーディングの場合は、４４枚出たカード全てがその人を表すので、大抵の質問には答えられる情報が入っていることになります。

通常の占いを受けられる方も、今後は可能性や、どうすればいいか？の質問にすることで、「ただ当たるか当たらないか、イエスかノーか」ではなくなりますので、この機会に占いへの意識も変えられて下さい。実際に多くの、すでに占い師をされていた方が、リテイクされて「相手の気持ちがメインなのに、これじゃ儲けられないのでは？」とおっしゃった方もいらっしゃいます。でも、多くの方が、今まで感じていたプレッシャーを感じずに、素直に読めるようになった喜び、カウンセリングのような有意義なセッションができる喜びを体感されています。