【Jimdo】AIビルダー&クリエイターの違い／デザイナー視点でのメリットデメリット
記事デザイン・イラスト
こんにちは。
Jimdo（ジンドゥー）の使用歴が13年を超えた、Web&印刷デザイナーの今井きいです。
今回は、「Jimdoの2種類の機能の違いと、サイト運用や見た目への影響の違い」について簡単に解説します。
Jimdoの2種類の機能と違い
Jimdoには「AIビルダー」と「クリエイター」という、2種類の機能（管理方法・運用方法）があります。
●ジンドゥー AI ビルダー
今すぐにでもホームページを完成させたい人向け
●ジンドゥークリエイター
少し時間をかけてでも自分好みにホームページを作成したい人向け
（ジンドゥー解説より）
とのこと。
「AIビルダー」は2019年3月に始まった機能。以下がざっくりとした機能のメリットです。
・初心者さんでも簡単にサイトが作れる
・管理画面と操作がシンプル
・サイト開設時にも自動サポートしてくれて便利
というAIビルダーの操作感は、ペライチやWixとちょっとだけ似ています。
しかし！ デザイナー目線で見たときに「AIビルダー」について大きなデメリットと感じる点が2つあります。
✕ 細かなデザインのカスタマイズができない
✕ 5ページしか作れない
下で詳しく解説していきます。
どちらかを一度選んだら変えられないので要注意！ ホームページの将来像をよく想像してから選びましょう。
変えたくなったら、別のURLの取得から始めるしかないようです…。
※「今の自分のサイトはどっちだろう!?」という方のために、後で画像でわかるようにしています
機能の違い 詳細
詳しくは、主に以下のような機能の違いがあります。
【AIビルダー】
細かなデザインのカスタマイズ：✕
ページ数：5ページまで
Googleアクセス解析：✕
【クリエイター】
細かなデザインのカスタマイズ：◯
ページ数：無制限（メインメニューは5ページまで ※無料コースの場合）
Googleアクセス解析：◯
この他にもたくさんの違いがありますが、AIビルダーは「初心者向けという」がウリな分、機能が大きく削ぎ落とされている印象。細かなデザインのカスタマイズができないのが、デザイン面から見ると大きな特徴ではないかと思います。
私も「AIクリエイターですが、デザインの細部をカスタマイズしてもらえますか？」とお問合せをいただくのですが、Jimdoの仕様として不可能なので、お断りするしかないのが現状です。
管理画面の違いをチェック！
「私のJimdoサイトはどっちだろう？」という方は、以下をご参考ください。
●AIビルダーの管理画面の特徴
①上部にメニューがある
②URLと、「独自ドメインを取得」という青文字が表示されている
③サイトの一部をさわると、左側にこのようなパーツが表れる
●クリエイターの管理画面の特徴
①左上に「管理メニュー」という文字がある。
押すと「デザイン／ショップ／ブログ…」などの管理メニューが左側に表れる
②ナビゲーションをさわると、「ナビゲーションの編集」という青いバーが表れる
■おすすめはどっち？
では、結局どっちが良いの？ ということですが、私はJimdoクリエイターをおすすめします。
サービス開始から2019年までの10年間はAIビルダーの機能は存在しておらず、「Jimdoクリエイター」のみでした。
それでも、初心者がカンタンにホームページを作って運用できる！と喜ばれていたので、初心者さんでもJimdoクリエイターは十分に操作できると思います。
実際、私のクライアントさんにはシニアの方もみえましたが、「私でもホームページが持てた！ 編集できた！」と嬉し泣きをされていました。（もう10年前ほど昔のお話）
AIビルダーについては、Jimdoの公式サイトで「セカンドホームページとして活用できる」とうたわれている通り、メインのサイトとするには、さまざま点で現時点ではやや機能不足という印象です。
ホームページを作るのは、ビジネスや活動を成長・発展させる目的があるからだと思うので、その点では「クリエイター」を選んだほうが良いと思っています。
以上、今回はJimdoのAIビルダーとクリエイターの違いとメリットデメリットのお話でした。
ぜひ、1年、3年、5年後の理想のサイト像をイメージして選びましょう！
もっと詳しく知りたい！という方は、Jimdo公式の解説をご覧ください。
「ジンドゥー AI ビルダーとジンドゥークリエイターの違いは？ -２つのジンドゥーを徹底解説」
https://tinyurl.com/ydnjuxsb
Jimdoサイト作成サービス ご提供中です！
↓ココナラサービス一覧
今井きい 実績まとめ
ポートフォリオ
