続けるかやめるかの、手前にあるもの

続けるかやめるかの、手前にあるもの

記事
占い
夜になると、昼のあいだは気づかずにいた疲れが表に出てきます。机に向かってはいるのに、テキストのページが進まないまま時間だけが過ぎていきます。これを続けて何になるのだろう、という声が自分の内側から聞こえてくることもあります。この季節、同じようなご相談をいくつもいただいています。

波動を見させていただくと、こうした夜に弱っているのは、学ぶ力そのものではないことが多いように感じます。弱っているのは、自分の選んだ道を信じていられる力の部分です。ですから「向いていないのかもしれない」という言葉は、いまの実力から出た結論というより、疲れが貸してくれた言葉に近いのかもしれません。そのうえで、今夜のうちにできることを三つお伝えします。

まず、今夜は結論を出さないと決めてしまうことです。ノートでも携帯のメモでもかまいませんので、「この件は今夜は決めません」と一行だけ残して閉じてしまいます。迷いを抱えたまま眠るのは落ち着かないかもしれませんが、決めないと決めるのは、放っておくこととは違います。考える期限を明るい時間に移しておく、きちんとした一手です。疲れている時間帯に出した答えは、翌朝の自分が納得できないことも少なくありません。

次に、何に疲れているのかを分けて書き出すことです。紙を四つに区切って、勉強の内容そのもの、試験や締切までの時期、周りの人の視線や言葉、体の調子、と書き分けてみてください。多くの場合、重いのは四つのうちの一つか二つです。全部が嫌になったように見えていたものが、「内容は好きなのに期限が近すぎる」「学ぶこと自体ではなく、人に説明するのが苦しい」といった形に変わってきます。輪郭がはっきりすると、やめる以外の手も視界に入ってきます。

そして、続けるかやめるかの間にある、触れる量を下げるという選択を試してみてください。今日は五分だけ、一ページだけ、問題を一問だけ、と決めて机に向かいます。進度としては頼りなく見えますが、ここで守りたいのは量ではなく、自分との約束が守られたという手ざわりです。この感覚が戻ってくると、同じ材料を見ていても判断の質が変わってきます。

学びを手放す選択も、立派な選択です。時期を変える、形を変える、という道もあります。ただ、いちばん弱っている夜の自分に、これから何年かの大きな判断まで任せてしまわないでいただきたいと願っています。今夜は灯りを落として、明日の自分に一度だけ相談してみてください。

ご自身だけで気持ちの整理がつきにくいときは、私のプロフィールページも覗いてみてください。
サービス数100万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す