決まらない日々の中で、できること

決まらない日々の中で、できること

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結婚の話が出たまま、次の一歩に進まない。そんな時間が半年、一年と続いていくと、待っている側の心はとても静かに疲れていきます。相手を責めたいわけではないのに、ふとした瞬間に胸のあたりが重くなる。その感覚を、私は多くの方から伺ってきました。

波動を拝見していると、この状態にいる方の多くは「相手が動かない」ことよりも、「自分が何をしていいかわからない」ことで消耗していらっしゃるように感じます。動けない場所で待ち続けるのは、走り続けるよりも力を使うものです。ですから今日は、待つ以外にできることを三つ、お伝えしたいと思います。

ひとつめは、期限を紙に書いてみることです。相手に伝えるためではありません。自分だけが見るところに、「私はいつごろまでなら穏やかに待てるだろう」と書いてみるのです。曖昧なまま待っていると、時間は際限なく伸びていきます。けれど一度でも目に見える形にすると、自分がどれくらいの余白を持っているのかがわかります。書いてみて「まだ大丈夫」と感じる方もいれば、「思ったより苦しかった」と気づく方もいらっしゃいます。どちらでも構いません。自分の本当の位置を知ることが目的だからです。書いた紙は、しまっておいて大丈夫です。

ふたつめは、相手に問いかける言葉を、責める形から尋ねる形に変えてみることです。「いつになったら決めてくれるの」と「あなたは今、どんなことを考えている」とでは、返ってくるものが変わります。前者は相手を守りの姿勢にさせますが、後者は相手の内側を開く扉になります。動かない方の中には、迷いを言葉にできないまま抱えている方もいらっしゃいます。仕事のこと、親のこと、お金のこと。それが見えれば、二人で考えられる問題に変わっていきます。もちろん、聞いても何も出てこないこともあります。その場合も、相手の状態を知る手がかりにはなります。

みっつめは、自分の暮らしの中に、相手と関係のない予定をひとつ入れることです。習い事でも、友人との約束でも、行きたかった場所でも構いません。待っている時期は、生活の中心が相手の決断だけになりがちです。すると相手の一言で一日の気分が決まってしまい、余計に苦しくなります。自分の時間の軸をひとつ持っておくと、心の重心が戻ってきます。不思議なもので、そうして重心が戻った方のほうが、相手との会話も落ち着いて進むことが多いように感じます。

三つとも、相手を変えるための方法ではありません。自分が自分の場所に立ち直るための方法です。関係の行方は、今この時点ではどなたにもわかりません。それでも、わからない中で立っていられる自分をつくることはできます。

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