本業が忙しく、自分で動かしていた広告の管理画面を開けない週が続く。代理店に頼もうと調べると、手数料の仕組みが会社ごとに違って比べにくい。
この記事では、広告運用の代行を比べるときに、手数料の率より先に見ておきたい3つの視点を説明します。
■ 結論:率ではなく「何に払うか」で比べる
手数料の率が低くても、毎月の作業が少なければ割高になります。 比べる軸は「いくら払うか」より「何に払うか」です。
■ なぜ率だけでは比べられないのか
広告の運用は、出したら終わりではありません。検索される言葉の見直し、出さない言葉の追加、予算の配分、広告文の入れ替えを、少しずつ続ける作業です。週に1回でも見ないと、関係のない検索にお金が流れていきます。
代理店の手数料は、広告費の20%前後とする解説が多く、別に最低手数料を設けている会社もあると紹介されています。広告費が小さいうちは、率より最低手数料のほうが重くなることもあります。
同じ率でも、この「続ける作業」をどこまでしてくれるかは会社によって大きく違います。そのため率だけを並べても、実際の中身は比べられません。
■ 比べるときの3つの視点
1. 毎月、何をしてくれるか:調整の頻度と、報告の中身。報告書に「次に何をするか」が書かれているか
2. 誰が担当するか:担当者が変わりやすいか。運用している本人と直接話せるか
3. どこまで追ってくれるか:クリックまでか、問い合わせまでか、その後の予約や成約までか
見積りを取るときは、この3つを質問として送ると、答えの差がはっきり出ます。
■ 自分で続けるなら、週1回30分の手順
任せる前に、自分で続ける道も残しておくと判断しやすくなります。
1. 先週の費用・クリック・問い合わせの数を書き留める
2. 「検索語句」の画面で、関係のない言葉を「出さない言葉」に加える
3. 成果の出ていない広告文を1つ止め、新しい案を1つ入れる
4. 予算が月の途中で尽きていないか確かめる
5. 月末に、広告から来た問い合わせのうち何件が契約になったか数える
続かない一番の理由は、忙しい週に後回しになることです。 3週続けて手順が止まったら、任せることを考える時期かもしれません。
■ 見積りを並べるときの注意
複数の会社から見積りを取ると、月額の数字にばかり目が行きがちです。けれど、同じ金額でも「週1回の調整と月1回の報告」なのか、「月1回の確認だけ」なのかで、中身は大きく違います。
見積りを受け取ったら、上の3つの視点をそれぞれの見積りの横に書き込んでみてください。書き込めない項目があれば、それは質問して確かめる所です。広告の管理画面の持ち主が誰になるかも、あわせて確かめておくと、あとで任せる先を変えるときに困りません。
■ まとめ
・代行は手数料の率だけでなく、毎月の中身で比べる
・見るのは「何をするか」「誰が担当するか」「どこまで追うか」
・自分で続けるなら、週1回30分の手順から
成約まで数字で追う運用を、決まった担当者に続けてほしい場合は、こちらで承っています。
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参考
・広告運用代行の手数料相場に関する各社の解説(デジタルドロップ「広告運用代行の相場2026」、スリーカウント「リスティング広告 運用代行・代理店の手数料相場は20%?」ほか)(確認日: 2026-09-24)