派遣から正社員を目指すときの進め方|経歴の見られ方と、現実的な順番

派遣から正社員を目指すときの進め方|経歴の見られ方と、現実的な順番

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IT・テクノロジー
現役エンジニア × 国家資格キャリアコンサルタントの yoshi_career です。日系企業から外資系IT企業に移り、いまも現場でエンジニアとして働いています。福岡在住です。
「派遣で3年やってきましたが、正社員になれますか」
このご相談はよくいただきます。そして多くの方が、派遣という経歴そのものが不利だと思っています。
先に結論を書くと、不利になるのは「派遣だったこと」ではなく、「何をしていたか書けないこと」です。ここは変えられます。

採用側が気にしていること


派遣という雇用形態そのものを問題視する会社は、以前より減っています。気にされるのは2つです。
① 業務の範囲がどこまでだったか
派遣は業務が限定されていることが多く、「指示された範囲だけやっていた人」と見られることがあります。
② 定着するか
契約期間ごとに職場が変わっている場合、「またすぐ動くのでは」と見られます。
どちらも、書き方と説明で変えられる部分です。

職務経歴書の書き方


いちばん効くのは、派遣先ごとではなく、業務内容ごとにまとめることです。
派遣先が5社あると、時系列で並べたとき「転職5回」のように見えます。これを避けます。
【2021年4月〜現在 〇〇株式会社(派遣)】・サーバー運用保守(月間アラート対応 約80件)・手順書の更新と、新規メンバーへの引き継ぎ・一次切り分けの基準を整理し、エスカレーション件数を削減
派遣元と派遣先の区別は書いておくと誤解が減ります。そのうえで、何をどこまで判断していたかを入れます。

「指示された範囲だけ」に見せない


派遣でも、判断している場面はあります。
・優先順位を自分で決めた・手順にない事象で、確認してから進めた・同じ問い合わせが多いので、まとめて対処した・後から入った人に教えた
これらは全部、書けます。 「担当しました」で止めず、自分が決めたことを1行足してください。

現実的な順番


正社員を目指すとき、道は大きく3つです。
① 紹介予定派遣を使う
派遣として働いたあと、双方合意で直接雇用に切り替わる形です。中の様子を見てから決められるのが利点です。ただし求人数は限られます。
② いまの派遣先で直接雇用を打診する
実績を知られている分、話が早いことがあります。派遣元との契約条件(抵触日や手数料)が関わるため、まず派遣元に相談するのが順序です。
③ 別の会社に正社員として応募する
選択肢はいちばん多いです。ここで効くのが、先に書いた職務経歴書の整理です。
①②が使える状況なら、そちらが早いです。 ③は時間がかかりますが、条件を選べます。

「3年ルール」との関係


同じ派遣先の同じ部署で働ける期間には上限があり、一般に3年とされています(個人単位の期間制限)。
期限が近づくと、派遣元から次の案内が来ることが多いですが、待っているだけだと選択肢が狭まります。 期限の半年前には動き出しておくと、落ち着いて選べます。
なお制度の細かい適用は状況によって変わるので、具体的な期限や扱いは派遣元に確認してください。

面接で聞かれること


「なぜ正社員になりたいのか」
「安定したいから」だけだと弱くなります。業務の範囲を広げたいという方向で話せると自然です。
派遣では運用の範囲が中心でしたが、設計や改善の部分にも関わりたいと考えています。
「派遣先が複数ありますが」
期間ごとの移動が本人都合でないなら、そう言って構いません。契約満了による終了は、自己都合の離職とは見られ方が違います。
いまの経歴でどの順番が現実的かは、業務内容と期間によって変わります。書いたものを第三者に見てもらうと、書けていない強みが見つかることがあります。

まとめ


・不利になるのは「派遣だったこと」ではなく、何をしていたか書けないこと・職務経歴書は派遣先ごとではなく、業務内容ごとにまとめる。転職回数のように見せない・「担当しました」で止めず、自分が決めたことを1行足す・道は①紹介予定派遣 ②いまの派遣先で直接雇用 ③別の会社に応募の3つ・期間の上限があるため、期限の半年前には動き出す。細かい扱いは派遣元に確認する・面接では「安定したい」ではなく業務の範囲を広げたい方向で話す


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