最近、自分で未経験の技術分野の特許明細書を作成することになりました。
当然、基礎知識が無いので、図書館の蔵書検索を行い、数冊の図書を借りました。いつもは、先行技術調査のように最新の本を検索しました。
イマイチ、ぴったりくる本が無いので、古い本も借りました。
そうしたところ、本の発行は2010年でしたが、自分の知りたいことがコンパクトにまとめられ、良い本を見つけました。その技術分野は土木、建築分野でしたが、改訂版が出ているか、調査しました。
今日、本に出ている出版社に電話したところ、電話番号は使われていませんとの応答でした。とっさに、出版社が潰れたかと思い、インターネット検索を行ったところ、引っ越しして電話番号が変わっただけでした。
結論は、在庫切れです。出版社は販売しているだけなので、発行所に確認してくれとの回答でした。発行所は平日、10:00~17:00受付、今日は17時を過ぎていたので、確認できませんでした。
若いとき、サラリーマンを辞めて、特許事務所に転職しました。
特許事務所は、通信分野の特許庁審査官上がりの所長でした。
このとき、利用していたのが、電子情報通信学会のハンドブックでした。
クライアントが日立製作所様で、主幹研究所と主幹工場を担当していました。特許の虎の穴に入った環境でした。毎月、研究所や工場に打ち合わせに行きました。5年ぐらい通いました。あとで知ったことですが、H社の主幹工場は最低でも修士以上の研究者や開発者でした。特許部の方は不在で、直接研究者や開発者と対面で打ち合わせをしました。
クライアント様から言われたことは、おたくは技術があるので、発明提案書を全部書き直しても良いと言われました。仕事を受けるために、特許部面接もありました。最初のころは、特許明細書案文を真っ赤かに添削され、結構叱責も浴びました。まさしく、特許の虎の穴に入っていた気分です。西澤潤一氏の本と同じような世界です。
ここで、面白い発見をしました。2、3年立ったら、研究者や開発者の発明提案書を自由に書き替えられるレベルまでレベルアップしました。特許事務所の中でも希有な存在だったかも知れません。
自分は、大学の電気科で、元日立の神奈川工場でコンピュータ開発を行っていた講師からコンピュータの授業を受けて、コンピュータの基礎知識を有していたことが、進化した理由の1つと考えます。
同時期に、研究所、工場の特許出願を担当したので、脳が活性化され、研究、開発、製造を一気通貫で考えられる脳ができました。
ここで、電子情報通信学会のハンドブックに戻りますと、関係分野の英知が集まった本には価値があるということがわかりました。当時日本は、電子情報通信分野は世界最先端を走っていました。
個人的には、自分のAIクローンを作りたいと思っています。情報の価値評価は肝になります。日本語は日本の文化です。米国や中国に侵食されないことを望みます。まずは、全国規模で脳科学の基礎研究費を拡大して欲しいです。AIエンジンは、国産化して自由に使える国家プロジェクトを希望します。コストカットでGoogelエンジンを使う官庁は情報がダダ漏れしているかも知れません。chatGPTしかりです。最近は中国メーカ?やばいです。世界は情報戦です。
日本人の脳科学研究者は、間違った政策で研究費が削減され、米国、中国、東南アジア等に頭脳流出しているかも知れません。重要なのは、人財です。
ここで、言いたいことは、その分野の研究が廃れると、関連する産業も廃れるということです。研究投資は、タイミングが重要です。
ノーベル賞受賞者の小柴さんから講演会で聞いた話ですが、米国は日本の何十倍もの研究費を投入してニュートリノ研究をしていた。しかし、日本は知恵を出して世界最大の光電子増倍管を浜松ホトニクスと製作し、米国に勝ちました。
ただし、ノーベル賞にも間違いがあるので、本当に役立っているか検証しましょう。経済学賞はノーベル賞ではありません。経済を混乱させているだけではないか?きちんと、区別しましょう!