和歌山の姫榊「びしゃこ」って知ってますか? 榊生産者の前田さんに聞いた使い方 神棚

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みなさん、こんにちは。
時雨です。

突然ですが、このブログを見ているみなさんは「びしゃこ」って知っていますか?私はつい最近、その存在を知りました。
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びしゃことは和歌山の姫榊の名称です。調べたところ、奈良県や和歌山県など、関西地域の一部で呼ばれているそうです。

私は関東の方に住んでいるのですが、関東の方では姫榊、本榊のどちらも花屋やスーパーで販売しており、姫榊、本榊どちらも神棚にお供えします。
住んでいる場所によるのかもしれませんが、和歌山は異なります。神棚にお供えするのは本榊と決まっており、姫榊はお供えしません。スーパーでも姫榊そのものが売っていないようです。

もともと姫榊は本榊が生息しない地域の代用品です。本榊が豊富に採れる和歌山では代用を使う意味がないということでしょう。

和歌山では姫榊のかわりに「びしゃこ」が売られていますが、このびしゃこはどう使うのでしょうか。

今回びしゃこの使い方を教えてくれたのが、榊農園に見学に行った時にお世話になった前田さんです。

■ 前田さん
祖母が榊の農家をやっており、今は祖母が引退しています。
消滅可能性都市である和歌山県すさみ町で良質の榊を採っている方です。
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【びしゃこの使い方1】
・仏壇にお供えする
季節の花と共にびしゃこを仏壇にお供えして使うそうです。

【びしゃこの使い方2】
・墓にお供えする
和歌山で売っているびしゃこは大きめのものが多く、墓にお供えするのが一般的だそうです。関東では神前にお供えするものを、和歌山では仏前にお供えします。地域の文化の違いは面白いと思いました。

【びしゃこの使い方3】
・観賞用として使う
びしゃこは長持ちする植物で、軽く一か月はもつそうです。季節の花と一緒にお供えして楽しみます。

今回、私が驚いたのはびしゃこの浄化の力です。
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流し台に水を入れてびしゃこを浸していたのですが、翌日から空気が驚くほど綺麗になっていました。

理由としては、
・もともとのびしゃこの質が良い
・枝付きで大きいので悪い気をよく吸う

が挙げられます。

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