友達に言えない恋愛。はぐらかした帰り道の気持ち

友達に言えない恋愛。はぐらかした帰り道の気持ち

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こんばんは。丸山修平です。

「最近どう? いい人とかいないの?」
友人にそう聞かれて、「ううん、特に何もないよ」と答えた帰り道。
笑って話を終えたはずなのに、電車の窓に映る自分の顔が、少し疲れて見える夜があります。

嘘をついた、というほど大げさなことではない。
でも、本当のことも言っていない。
その小さなずれが、胸の奥に残ります。
誰にも言えない恋では、こういう場面が何度も訪れます。

友人を信じていないわけではないでしょう。
話したら心配されるだろうか。
やめたほうがいいと言われるだろうか。
どう受け止められるかを思うと、言葉が喉の手前で止まります。
この「言えない」には、自分を守りたい気持ちと、相手に心配をかけたくない気持ちが、一緒に入っていることがあります。

はぐらかした後には、二つの声が出てきやすくなります。
一つは、「やっぱり、一人で抱えるしかないんだ」という孤独。
もう一つは、「隠している私は、ずるいのかもしれない」という自責。
どちらも、この恋に真剣に向き合っているから出てくる気持ちです。
急いで打ち消さなくて大丈夫です。

ここで、少し分けて考えてみたいことがあります。
「言えないこと」と「分かってもらえないこと」は、別のものです。
恋の中身は話せなくても、「最近ちょっと疲れていて」とだけなら、伝えられる場合があります。
それだけでも、一人で蓋をしていた気持ちが、少し軽くなることがあります。
もちろん、誰にも話さないと決めるのも、一つの選択です。
話すか話さないかに、正解はありません。

今夜は、帰り道のあの場面を、もう一度思い出してみてください。
そして、「あのとき本当は何と言いたかったのだろう」を、一行だけ書いてみます。
「実は会いたい人がいる」
「ずっと悩んでいる」
「ただ、聞いてほしかった」
どれも、立派な本音です。
書いた一行は、誰にも見せなくて構いません。

その一行を見て、聞いてほしかったのは恋の中身なのか、疲れた気持ちのほうなのかを、考えてみてください。
中身を知ってほしかったのか。
ただ、分かってくれる誰かに寄りかかりたかったのか。
そこが分かると、次に誰かと話す時の言葉も、選びやすくなります。

この恋をどうするかは、今夜決めなくていいのです。
ただ、はぐらかした自分を責めるより、「言えなかった自分にも理由があった」と、一度だけ認めてあげてください。

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