まどか(厄引き占い師)
はじめまして。 厄引き占い師の「まどか」と申します。 田舎の寂れた集落の片隅に、誰が祀られているのかも分からない、苔むした古い祠がありました。 村の人たちはそこを「厄捨て場」と呼んでいました。不吉なことが起きたとき、誰にも言えない秘密を抱えたとき、人々はその祠に悪口や呪詛、やり場のない不運をこっそり置いていったのです。 私の実家は、その祠を管理する家系でした。 溜まった澱を放置すれば村中が腐ってしまう。だから私たちは、そのドロドロとした毒を自分の体に取り込み、処理するための「器」として育てられました。他人の不幸を吸い上げることでしか生きられない、そんな血筋でした。 すべてを捨てて故郷から逃げ出した日もありました。でも、長年毒を吸い続けてきた私の体から、その性質が消えることはありませんでした。 ある日、私の中に溜まった濁流に巻き込まれるようにして、一緒に逃げた大切な人は私の前からいなくなってしまいました。「私のせいであの人を壊してしまった」という消えない自責と、相変わらず他人の厄を吸い寄せてしまう体質だけが、今の私に残された十字架です。 どうせ毒を飲み込まなければ生きていけない体なら、行き場のない不幸を抱えた人から、綺麗に引き受けてやろう。 そう開き直り、私はこの場所で「厄引き」をしています。 あなたの心に巣食う、どうしようもない闇や、誰にも言えない黒い感情。 綺麗事では到底救えないその重荷を、私に預けてみませんか。 私の体は、あなたの穢れを吸い上げるための器です。 あなたがその澱を預けた瞬間、私を通じてそれが中和され、あなたの魂は嘘のように軽くなるはずです。その後遺症でちょっと頭が痛くなったりはしますが、あなたが明日を少しでも穏やかに笑えるなら安いものです。 綺麗な言葉だけの慰めにはもう疲れたという方、泥臭くあなたの重荷を分かち合う私のところへいらっしゃい。
by 女性
1ヶ月前
占い > スピリチュアル鑑定
厄引き占い師があなたの不運丸ごと引き受けます 呪いと悩みを占いという器で受け止め、心軽やかな明日へ導きます