私は地元で栄えある占い一家の長男としてこの世に生を享けました。 そのせいか生まれつき精霊のようなものが見えていたため、幼少期は彼らと共に遊んでいました。 周りに近い年代の子供たちがいなかったため、かくれんぼ、鬼ごっこのような遊びができなかったため、私は一人で精霊を通じ宇宙の叡智に繋がることを遊び半分で行っていました。 ある日、いつものように宇宙の叡智とつながっていたところ、全身を貫くような鋭いイカズチと共にメッセージを受け取りました。 『お前の今世での使命は老若男女、性別問わず多くの人物を救うことだ』