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・この絵に小説を付けて欲しい! こういうシチュエーションの小説が欲しい! オリキャラ同士の小説が読みたい! 構想はあるけど自分で文字を付けるのは難しい、などなど……ご要望にお応えします。
・基本的に5000文字程度の短編小説形式です。
(連作は一話ごとにお求め頂く形になります)
・ノーマル、夢、BL、百合、問わずお書きします。
・文体のご希望があれば出来る限り合わせます。
・特に戦闘シーンが大好きです。
・風景描写、心理描写、行動描写、セリフのやり取り、お任せください。
・リテイクは出来る限り受け付けます。
・ひとつひとつ、愛を持ってお作りします。
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幾多と重なる剣戟が陽光の眩しさに拍車を掛ける。
相手は強敵だった。
俺が一歩踏み込む度にさり気なく引かれる間合いは振りかざした剣の速度が丁度減速する距離で、奴が持つ大盾に大きな衝撃を与える事すら出来ない。弱い力の切っ先が掠る程に内心での舌打ちが増える。剣を振るう度に徐々に削れていく俺のスタミナが、相手が守りのプロだということをまざまざと知らしめる。
正面切っての攻撃では打ち勝てない相手だ。俺は自分で言うのもなんだが、多少は姑息な手段を使う。
今、繰り出した攻撃だってそうだ。踏み込みと同時に相手の盾を突くと見せ掛けたのはフェイント、風を切って斜め下へと振り下ろした剣先で相手の足を狙う。今まで相手にしてきた奴で、このフェイント攻撃をかわしたやつは居ない。だが、奴の膝下を斬り血を散らすはずだった攻撃は、相手が足を少し引き上げただけで防がれる。膝から下を覆う鋼の脛当てに当たる固い感触が、男の守りの堅さが大盾によるものだけでないことを知る。