まさか、私が乳がんに⁉②
乳がん発症率は、男性の場合は1000人に1人、女性の場合は9人に1人という統計が出ています。女性の場合、私が集団検診を受けた2015年は12人に1人、手術を受けた2016年は11人に1人。2018年からは9人に1人と罹患率が上がっています。まずは、乳がんについて知ってほしいので、ここでは乳がんの3大治療方法(手術、放射線療法、薬物療法)に加え、サブタイプ、ステージⅠ~Ⅳまでの説明、そして予防の重要性について解説します。
1. 乳がんの現状
乳がんは、私たちの社会に広く存在している現実です。男女共、誰にでも関わる可能性があり、その脅威を無視することはできません。
男性はもっと女性の乳がんについて知ることで、大切なパートナーや家族に対し、予防環境を作ってほしいと願っています。また、自身も乳がんに罹患する可能性が0ではないことを理解してほしいと思います。2. 乳がんの3大治療方法
乳がんの治療は複数のアプローチがありますが、その中でも特に重要なのが3つの主要治療法です。
手術: 乳房内のがん組織を切除する手術は、初期段階の治療において主要な方法です。部分的切除や全摘などの方法が選択されます。
放射線療法: 手術後にがん細胞の再発を防ぐために使用される方法です。高エネルギーの放射線をがん細胞に照射することで、細胞の成長を抑制します。
薬物療法: 化学療法、ホルモン療法、標的治療など、薬物を使用してがん細胞の成長を阻止します。治療方針に応じて選択されます。
3. サブタイプの説明
乳がんは様々なサブタイプに分類され、その特性によって治療法が変わります。
ホルモン受容体陽性(HR陽性):
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