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#187 「鶏肉で食中毒」なぜ多い? 生食禁止しない理由は?

「鶏肉で食中毒」なぜ多い? 生食禁止しない理由は? 専門家に聞く鶏肉による食中毒をよく聞きますが、なぜ多いのでしょうか。「生食が危ない」とも言われますが、なぜ禁止しないのでしょうか。管理栄養士に聞きました。鶏肉による食中毒、なぜ多い? 梅雨期から夏場にかけて注意したいのが食中毒です。特に鶏肉は、鳥刺しやたたきなど、生や生に近い状態で食べることがあり、食中毒の原因としてニュースで報じられることが多い印象があります。SNS上では「鶏肉は『火が通った』感があって危険」「3回食中毒になった人がいる」などの声が上がっています。なぜ鶏肉による食中毒が多いのでしょうか。管理栄養士の岸百合恵さんに聞きました。生食が伝統の地域もQ.鶏肉を食べて食中毒を起こす仕組みを教えてください。岸さん「鶏の腸管にはカンピロバクターという食中毒菌がおり、精肉になる際に汚染されることが多いです。厚生労働省の報告では、付着率20~100%と高頻度で検出が確認されており、生や加熱不足の鶏肉を食べることによって体内で増殖し、発病します」Q.鶏肉を食べたことによる食中毒は、他の肉よりも実際に多いのでしょうか。岸さん「食中毒の被害報告では、約8割がノロウイルスとカンピロバクターによるもので、その半数近くはカンピロバクターですが、これだけ多く発生している割にあまり知られていないのが現状です。カンピロバクターは、生の鶏肉や牛のレバーから検出される菌で、日本人が食べる頻度から考えると、鶏肉による食中毒が非常に多いことがうかがえます」Q.なぜ、鶏肉による食中毒が多いのでしょうか。岸さん「健康な鶏であっても、多くはカンピロバクターを
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