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古民家再生計画の前にもう一度考えて欲しい事

みなさん、こんにちは今回は自宅、カフェ、動画素材と高評価?を得ている古民家について、私なりに考察した事をお話しますあくまで職人目線での考えなのでご参考になれば幸いです古民家と中古住宅の違いさて、ここから話さないでもよい方は大勢いるとは思いますが、インテリアをお考えの方やDIYの計画を考えている方は、もう一度確認してくださいこれは古民家の枠ではない、古い家ですえ? 古民家でしょう~・・・とおっしゃるあなた!古民家とは! という定義的なものを再確認してください私たち職人の中での古民家カテゴリーの基本は、充分乾燥した太くて7~8mあるような長さの梁を使用していて、釘という概念がありません製材技術が高度ではなかった分、継ぎ手や臍などの技術が高度で、曲がっている梁も強度を保った形で完成度が高く接合しています古民家は、梁や柱に使う前に伐採してから充分乾燥させて、それ以上変形がない木材を使用して躯体を構成していますですから構造体だけでも程よい強度が出せる為、筋交いは最小限で済みますその躯体はゆうに100年以上の耐久性がありますその信頼性が古民家はリノベーションしても大丈夫という考えに至るのでしょうが、その計画を立てる前に、古民家の特徴を理解したほうがいいですね上の画像は多分昭和40年代~50年代に建てられた家ですサッシではなくガラス戸、瓦は当時陶器瓦が不足した為の代用品のセメント瓦外壁はサイディングではなく塗り壁が特徴です構造体の梁は、この当時木材不足と高価なものを使わなくても家は建てられるという風潮からほぼ1尺(大体30cmぐらい)のもので構成されていますですので、筋交いもあちこちに補強材
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