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【SFC対策講座】用語解説①/グローバリズム

(1)グローバリズムの定義 今日から、今年のSFC(慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部)対策を本格的に始動する。 まずは、SFCを受験するにあたって、ぜひ知っておかなければならない用語の解説から入る。 タイトルを「SFC対策講座」と銘打ったが、国際学部や社会系学部で小論文を使う人は今回の記事を必ず読んでほしい。 第一回は、「グローバリズム」。 「グローバリズム(globalism)」は「グローバリゼーション(globalization)」とも「グローバル化」とも言われる。 「グローバリズム」を簡単に定義すると、「地球規模で政治・経済・文化が一体化すること」。 これは、「ボーダレス(borderless).」と近似的な意味で用いられることが多い。 「ボーダレス.」とは、国境を越えてモノ・ヒト・カネ・情報が行き来すること。 背景には自由化と情報化がある。 情報化とは、インターネットが普及して、スマホやパソコンひとつで世界中の人や情報にアクセスできるようになった状態を指す。 ICT(情報通信技術)の進展は目覚ましく、2020年には5Gの運用が始まり、AIやVR(仮想現実)、 AR(拡張現実)、 MR(現実と仮想現実の融合)の技術が続々と起こってきている。(2)自由化とは 自由化とは、自由貿易の進展のこと。 第二次世界大戦後、アメリカを中心として自由貿易体制の構築が進められた。 自由貿易とは、関税を引き下げ、輸入制限などの非関税障壁を撤廃して、商品(モノ)や資本・為替(カネ)の国際取引を活発化すること(貿易の自由化、為替の自由化)。 労働者も協定を結んだ国の間で自由に働くことができ
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【グローバル化と異文化理解】国際・外国語学部小論文の解法/第2回

(1)異文化理解のために必要な学び国際・外国語系学部入試小論文の出題テーマでは、グローバル化はもはや定番中の定番です。グローバル化(グローバリゼーション、グローバリズムともいう)は、本来、国際政治や国際経済に関する言葉ですが、国際・外国語系学部ではまずは異文化理解や多文化共生という文脈でこの問題を考えてみましょう。異文化理解の問題では、第一に東洋と西洋(欧米)、日本文化と欧米文化の比較から入るのがオーソドックになります。欧米の文化の基盤にはギリシャ哲学とキリスト教の伝統があります。一方の日本などのアジアでは、仏教や儒教が色濃く反映されています。高校の現代社会や倫理の教科書で、これらの哲学や宗教の特徴を押さえておくことは、小論文の教養を涵養する上での基本になります。また、対比で言うと、キリスト教とイスラム教との比較も必要になります。それから、日本文化を取り上げると、茶道や生け花、日本庭園、能や歌舞伎などの芸道や芸能についても現代社会や倫理の教科書で最低限の知識をマスターしてください。最後に、東洋と西洋を比較するという二分法に潜む罠も考えておかなければなりません。以下の記事を参考にして、この問題を自分なりに整理して意見をまとめておくように。(2)問題・「グローバル化と異文化理解」高知大学人文社会科学学部国際社会前期2018年次の文章を読み,あとの設問に答えなさい。① 2000年7月の沖縄での先進国サミットは,この会議の史上初めて文化を議題に取り上げ,ますます画一化しようとする傾向に対して「文化の多様性」の擁護をアジェンタ中に含めました。ユネスコも同様の主張をしています。ここには人類
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