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笑顔の効能

少し前の私の記事に歌手の中森明菜さんが「おかしくもないのに何で笑わなきゃいけないのよ」といった話を取り上げましたが、そういえば同じようなことを書いている作家がいたことを思い出しました。 「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を獲った村上龍氏です。 たとえば、「ワイン一杯だけの真実」には「・・・ただ寂しさを紛らわすために、笑いたくないときに笑い、話したくないことを話し、聞きたくないことを聞く人々が大勢いる・・・」とあります。 複数の作品にこのような表現が出てきますから、これは村上氏の考えと判断してもいいでしょう。 要するに自分は群れない、飼い馴らされない、特別な存在なんだといいたいのでしょう。 しかし、私にいわせれば、格好を付けているだけですね。 人間は社会的動物なのです。 そのため、自分が敵ではないことを相手に示すために笑う。 いってみれば社会生活上の潤滑油のようなものです。 それを否定するのは、甘やかされてきた、わがままが許されてきただけのことでしょう。 中森明菜さんも村上氏も会社務めはしたことがないようですし、若くして成功したために、それで済んだのだと思います*。 *村上氏は武蔵野美術大学在学中に芥川賞を獲り、その後ずっと作家として第一線で活躍しています。 人間として未熟なだけ。 普通の人はそんな生き方はできません。 笑いたくないときに笑い、話したくないことを話し、聞きたくないことを聞かなければいけないんです。 そういえば、私の記事にブログ友達のricaさんから、以下のようなコメントをいただきました。 「息子たちがアルバイトしていたファーストフードチェーンは、前スマイル0円と
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