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天才の育て方

あるテレビ番組で天才の育て方を紹介していました。 まあ、センセーショナルな惹句を使うのはテレビでは当たり前ですから、仕方ないのかも知れませんが、天才は育てることはできません。 秀才はできるでしょうが。 天才を意図的に頭が良い人間と定義しているわけです。 まあ、頭の良さにもいろいろあるんですが、ここでは話を簡単にしておきます。 なんでも12歳までに習い事をさせるべきだとのことです。 一番良いのはピアノ。 両手と右足を同時に使う、特に、両手の小指を同時に使うことにより前頭前野が鍛えられる。 二番目が、ダンスで、運動野を刺激することで脳の瞬発力が上がる。 次はスイミング。 前頭葉が発達することにより、思考力が鍛えられ、また、意思決定能力もつく。 そして器械体操。 小脳が発達し、平衡感覚が養われ、同時処理能力が高くなると共に、情報吸収力がつく。テストでケアレスミスがなくなる。 5番目はそろばん。 右脳を鍛えられ、記憶力が強化される。 しかし、お分かりだと思いますが、ここに列記した習い事では天才を育てることはできません。 頭が良くなるかさえも疑問です。 少なくともちゃんとしたデータはないでしょう。 この習い事を推奨したのは脳学者とのことですが、その脳学者自体がそれほど賢く見えないのは面白いですね。 それはいいとして、前頭葉が発達するとか、小脳の働きが活発になると言われても、仮に本当だとしても、時間が掛かりすぎるでしょう。 そして、もっとも重要な点は、子供の時からこうした習い事をしてきたはずのピアニストやダンサー、水泳選手に感心するような賢い人がいるとは思えないことです(個人的見解)。 ち
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