中小企業経営のための情報発信ブログ156:目標設定の極意
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。これまでも「目標設定」の重要性については書いてきました。「目標設定」はチームを活性化する上で極めて重要です。経営者やリーダーが目標を設定し、それを明確な言葉で社員やメンバーに伝え、社員やメンバーが腹落ちして共感すれば、企業やチームは活性化します。
職場やチームが沈滞しているというのは、目標設定が不十分だからだと言ってもいいのかも知れません。
多くの企業やチームでは目標が設定されています。それにもかかわらず、職場やチームが停滞しているのは、経営者やリーダーが決めた目標が社員やメンバーに腹落ちしていない、つまり彼らの共感を得ていないからです。社員やメンバーが目標を自らのものと理解し、共感して目標に向かわなければ、その目標設定には意味がありません。
ゴールに向かって走るのは社員やメンバーです。彼らが自走してゴールに向かう、それを手助けするのが経営者やリーダーの役割です。つまり経営者やリーダーはマラソンのペースメーカー・伴走者です。部下やチームメンバーを鼓舞しながらゴールを達成できるように陰で支えることが役割です。
1.淀んだ空気の正体は「目標がない」こと
淀んだ空気が漂っている職場があります。職場の誰もにヤル気や覇気が感じられず、ただ机に向かって与えられた仕事をこなしているだけです。与えられた仕事の目的すら分からず、考えることなく、就業時間が過ぎるのを待つだけでは、活気が生まれるはずはありません。そして、こうした空気は伝染し職場全体・会社全体に広がります。
組織の目的も分からず、目標もなければ、やる気を失うのは当然です。
目標を設
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