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中小企業経営のための情報発信ブログ148:本当の儲けを生み出す 戦略と会計のマネジメント

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は、久々、本の紹介をします。鳥居正直著「本当の儲けを生み出す 戦略と会計のマネジメント」(日本経済新聞社)です。著者の鳥居氏は米国公認会計士の資格を持ち、ヤマハ発電機で内部監査、経理等を経験した後、自動車関連の外資系企業で取引ディーラーの経営指導、営業企画部長、情報システム部長、財務管理部長などを歴任し、その経験を活かして、戦略と会計を融合させた「戦略メカニズム」を提唱しています。本書の帯に、「儲けの構造と事業活動との関係を理解した全従業員の有機的つながりが、『本当に儲かる=企業価値を高める』しくみをつくる。事業戦略と会計の融合による『お客様を喜ばせて、しっかり儲ける』経営のメカニズムを実践的に解説」とあるように、学者や税理士・会計士といった実務経験の乏しい専門家が書いた本とは一線を画し、極めて実務的です。企業が生き残るためには戦略が必要であり、経営学者マイケル・ポーターも「日本企業は戦略を学ばなければならない」と言っています。しかし、戦略は、企業が社会に貢献し続けるのに必要な儲けをもたらすものでなければならないはずですが、戦略論において「儲けとは何か」について触れているものはなく、優れた戦略をとりながら「儲けとは何か」を蔑ろにした結果、経営悪化や倒産に追い込まれる企業が後を絶ちません。 一般に、利益とは損益計算書上の利益ととらえられますが、この会計上の利益は、継続している事業を中断することなく、一定期間を区切って計算したもので、中長期的に生き残りをかけた戦略を考えるうえで、尺度としては不十分です。そこで、この利益に代わる儲け
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