中小企業経営のための情報発信ブログ138:やる気よりもまず行動!心理療法ACT
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。出社勤務の場合は、出社すれば人の目があるので仕事を始めなければなりませんが、テレワークで人の目がなければ、なかなかやる気が出ずに仕事を始められないということもあるかと思います。
「仕事を始めたいけど、イマイチ気分が乗らない」・やる気が出ない」というときにはどうすればよいか?それを教えてくれるのが、心理療法ACT(アクト)という心理療法です。
ACTはアクセプタンス&コミットメント・セラピーの略で、アメリカの心理学者スティーブ・C・ヘイズが鬱症状の治療のために開発した心理療法ですが、現在では不安やストレスといった心の不調や、麻薬中毒治療にも使われています。
ACTが他の心理的アプローチを異なるところは次のようなものです。
①ACTは行動を重んじる・・・自分の望む人生の助けになることを実行する。逆に役に立たない場合は行うべきではない。
②ACTは宗教でも精神世界の教養でもない・・・「人との比較を辞めよう」「理想の状況を創造すれば実現できる」というような特有の価値や真理のようなものはない。価値や信条は自分で見つけ出す。
③ACTは瞑想ではない・・・呼吸や現在の行動に集中することを重視するが、瞑想のようにリラックスすることは目的ではない。
④ACTは悟りへの道ではない・・・ネガティブなことや苦痛に感じることを払い去る方法でもない。それを活かす道を探るメソッドである。
1.自信満々で取り組むなんて間違い
自信をつけた状態で何かに取り組もうとするのは間違いです。自信がつく状態を待っていたら、いつまでたっても取り組めません。自信なんか
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