絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

こころの不調と向き合う「うつ病治療」最近の話題 vol.1

コロナ禍が社会環境を激変させた影響によって、こころの不調を訴える人が増えていると言います。ここでは、「コロナうつ」の現状をとらえるとともに、最近のうつ病治療にスポットをあててみました。 vol.1 不安を助長するコロナの長期化『現代はうつ病の時代である』という言葉をしばしば耳にします。3年ごとに公表される厚生労働省の「患者調査」で、うつ病などの気分障害の総患者数を見ると、1996年には43万3,000人だった患者数が、2017年には、127万6,000人と、約20年間で3倍近く増加していました。 「患者調査」はあくまでも医療機関に罹っている患者数の統計データなので、受診率が低いうつ病患者の数は、これより多いだろうといわれています。増加するうつ病の患者数は、何を物語っているのでしょうか。 いま危惧されているのも、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って現れ始めた不安障害、不眠、うつ症状、いわゆる「コロナうつ」と呼ばれるこころの不調を訴える人々の増加です。 感染症の終息が見えない状況の中で、感染予防のために慣れない生活を強いられいる人のなかには、恐怖を煽るテレビ報道によって、ますます不安を強めてしまい、リラックスできない日々を送っている人もいることでしょう。 そうしたストレスの蓄積が、うつ病を発症させてしまうことも少なくありません。 昨年の夏は日本各地で豪雨災害が発生し、相次いだ有名人の自死に対するセンセーショナルな報道が続きました。 そうした暗いニュースにこころがざわつき、さらに不安をため込んでしまった人もいたといいます。特にSNSでは暗いニュース、不幸なニュースほど拡散されや
0
1 件中 1 - 1
有料ブログの投稿方法はこちら