脳の構造と絶対音感
YAMAHAのミュージックメンバーズに昔から入会していて(あまり活用できていないのですが)、
そこから定期的に音楽雑誌が送られてきて、毎回楽しく読んでいます。
前回の春号の内容では、音楽と脳についての特集が特に面白かったです。
下の画像は、雑誌の「音遊人」様から一部拝借しております。右脳の各部位と音楽の情報を処理する領域の説明で、こんなことまで解明されてるんだなぁと
驚きました。 かなり大まかですが、メロディーと人の話し声等のノイズ、単なる音と曲としてのリズム等に聞き分けられて、メロディー(単音)と和音・和声進行など細かく分けてさらに上の領域で処理されていくのだそうです。処理された情報は最終的に気持ちを動かします。
「音楽を聴いて楽しい」と感じた時は脳からドーパミンという物質が出て、脳のご褒美、サプリメントのような変化をもたらすそうです。
それを自分で弾いて聴いて、完璧(理想的)な演奏でないにせよ感動しながら音を出していく…という行為はすごい事なんだなぁと今更ながら思いました。
また、子供の頃(~7、8歳まで)から音楽の訓練をした人は、聴覚などの機能低下が始まる年齢が遅くなるそうです。
訓練する機関が長いほど遅らせることが出来るとわかってきてると書いてありました。
目に見えない音楽の力って、不思議な事が多いですね。
それから最近つくづく思うのですが、目に見えない音楽にはやはり目に見えないもの(分析・祈り・心の動き)の力が大きく働いていくものだと、強く感じます。 若いころは、完璧にミスなく弾くことばかり考えていたり、そういう風になりがちですね…。
余談ですが、絶対音感は
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