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中小企業経営のための情報発信ブログ71:両利きの経営

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は「両利きの経営」という本を紹介し、「両利きの経営」について書いていきます。その本が、チャールズ・A・オライリー&マイケル・L・タッシュマン著「両利きの経営」(東洋経済新報社)です。 オライリー氏はカリフォルニア大学バークレー校教授、タッシュマン氏はコロンビア大学教授です。 この本が掲げる「両利きの経営」は極めてシンプルで、既存の事業を深めていく「深化」と新しい事業を開拓する「探索」を同時に推進するということにつきます。 本書は「イノベーションのジレンマ」などの著書で知られるクレイトン・クリステンセン教授が「『イノベーションのジレンマ』を超える最重要理論」と絶賛しています。 本書(日本版)の魅力は、早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄教授が理論面で、経営コンサルタントである富山和彦氏が実務面で日本企業への示唆というべき解説をしてくれている点です。 1.両利きの経営とは  「両利きの経営」の基本コンセプトは「まるで右手と左手が上手に使える人のように、『知の探索』と『知の深化』について高い次元でバランスをとる経営」ということです。  多くの経営学者は、「知の探索」と「知の深化」がイノベーションにとって重要だと考えています。「イノベーションの父」と呼ばれた経済学者のシュンペーターは「新しい知とは、『既存の知』と『既存の知』の『新しい組み合わせ』で生まれる」と言います。イノベーションは新しいアイデアや新しい知を生み出すことですが、何もないところから全く新しいものは生まれません。新しいものというのは既存のものの組み合わせで生まれるの
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