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中小企業経営のための情報発信ブログ66:組織の判断ミスはなぜ起きる?

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は、「組織の判断ミスはどうして起きるのか」について書いていきます。会議で慎重に決めたはずなのに、判断を誤り、それが組織にとって致命傷になることがあります。慎重に判断したはずなのに誤ってしまうという原因について、心理学博士の榎本博明氏は「属人思考が原因である」と言っています。 組織として判断ミスをなくすには、この「属人思考」を知っておく必要があるります。「属人思考」というのは、「物事」よりは「人」を重視する考え方です。1.風通しが悪く、意見を自由に言えない組織風土  ちょっと危うい感じがしても、疑問をぶつけたり反対意見を表明したりすることができにくい組織環境は、自分にとって影響力のある人や権限・権力を持った人の意向に迎合してしまう傾向が強い日本人の組織では往々にしてあることで珍しいことではありません。この風通しの悪さのせいで、せっかく議論をしても、きちんとした議論がなされず、おかしな結論に至ってしまいます。多くの人が、内心では釈然としない感覚を抱いています。しかし、こうした事態を避けようと、多くの組織で改革を行おうとしても、結局は組織の構造や制度を弄るだけで、組織風土には手を付けないでいます。組織の構造や制度を変えても、組織風土が変わらなければ、同じことの繰り返しです。  組織風土というものは、社員や構成員、メンバーの思考や行動に無意識のうちに影響を与えるものです。制度をどのように活かし規制を加えるのか、組織の構造をどのようにするのか、会議の運営はどうするのかなど、すべて組織風土に関わってきます。  だから、今、求められるものは
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