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もはや歌手には無用なのか... 鼻濁音の話か゚したいのよ

ボーカル講師、音楽家のキャズミアと申します。今回は、もしかしたらボヤキっぽい内容になるかも知れません。ご了承くださいな。さて、日本語の発音に『鼻濁音(びだくおん)』というものがあります。『が・ぎ・ぐ・げ・ご』の濁音を、あるルールに従い、必要なところで鼻にかかった音『か゚ ・き゚・ く゚・ け゚・ こ゚』にするということなんですが、、、はぁ?! 『か゚ ・き゚・ く゚・ け゚・ こ゚』てなんやねん?ですよね。「こんなん小学校でも習ってないでぇ〜どう読むん? 」ってなりますよね!『か゚』はどんな音かというと濁音の『G』の子音を柔らかく発音するためにちょっと鼻にかけて『んが( ん は短く)』っという音です。濁音『が』はローマ字で書くと『ga』ですが鼻濁音『か゚』はローマ字だと『nga』鼻にかかった濁音だから『鼻濁音』です。発音記号では [ ŋa ] ですね。これが、正しい日本語の発音に不可欠(とは言えなくなってきた昨今ですが・・・)なはずなのです。正しい日本語を発音するお仕事といえばアナウンサーが筆頭でしょうか。必ず鼻濁音を必要なところで使っています。他には俳優声優ナレーター職業とするために、皆さん鍛えておられます。声楽の歌手も、必ず習うはずです。できない人も増えていると思われますが。昭和の歌手は必ず鼻濁音を訓練していましたうるさいディレクターがチェックしていましたからね。レコーディング中に歌手が『あなたが〜 ねがいを〜〜♪』なんて歌ったら必ずストップかけられて「ダメダメ、そこは鼻濁音で歌ってくれなきゃさ。濁音で汚くしないでよ〜」って、できるまで何度でもやり直しさせられるところです。
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【音声ブログ】ナレーションの基礎 無声化と鼻濁音

今日もご覧いただきましてありがとうございます。良い一日をお過ごしください(*^^*)
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