比較からの卒業
買い物に行くと、並んでいる野菜や果物を比べて買いますね。腐っている部分はないか、大小や重さを比べたりして、その中で一番大きくて、重たくて、きれいなものをカゴに入れます。私たちは、このような選別を人においても使っていることがあります。人の選り好みをすると、とても息苦しくなります。でも、比較ではなく「認め合い」を意識することで生き方が楽になれます。先日交わした、30年来の友グループでの話。A子「私たち、趣味も趣向も違うのに、年齢が近いというだけでこれだけ続いているのは『比べない』からよね」B子「本当それ。比べるというより、認め合っているから」私「自分にないものを受け入れる力があるよね!」比較をテーマにしていると、仲間との交流はただただ苦痛になります。でも、比較ではなく「認め合い」の場であることで、逆にそれぞれが安心して自分を表現する場になっているのです。お互いを認め合う場がありますか?職場、地域で、お互いが認め合っていればとてもよい環境になることは確かです。
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