Jamstackで作るWebサイトってどんな感じ?
前回の記事は、WordPressで制作した場合とJamstackで制作した場合の比較をしつつJamstackのメリットを紹介させて頂きましたが、Jamstackでサイトを制作すると通常とは異なる部分も有りますので、その辺りに関して書いていきたいと思います。静的サイトジェネレーターを使うWordPressの場合、まずはベースコーディングを行い、静的なページを作成します。その後、それをWordPressに組み込んで構築します。(既存のテーマを使うことを前提にしている場合、このベースコーディングの工程が無い場合も有ります。)一方、Jamstackの場合は、ローカル環境で開発する際に静的サイトジェネレーター(以後 SSG)と呼ばれるツールを使ってコーディングを行います。このSSGを使うことで様々な処理を行ってくれるので、これにより、ヘッドレスCMS等から投稿されたコンテンツを、APIを通じてデータを取得し、予めHTMLに埋め込むと言う事が可能になります。しかし、SSGを使った場合は素のHTMLは書かないため、そのままではブラウザが解釈出来ないソースコードになっています。(CSSだと、SassやLESSがイメージしやすいと思います)そのため、最終的に実行可能なファイル(HTML等)に変換する、ビルドと言う処理を行う必要があります。ビルド処理を行うことで、静的サイトが出来上がるのですが、そうすると「そのビルドってのはどこで行うの?」と言う疑問が生じるかと思います。毎回ローカル環境でビルドしてファイルをアップするなんてやってられませんので、Jamstackに適したホスティングサービスを利用し
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