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少龍の本棚 No.6 緋色の研究

はじめてシャーロックホームズを知ったのは、小学校の頃だった。きっかけは、宮崎駿監督の短編「名探偵ホームズ」という作品をビデオで観たから。当時まだよく分かっていなかった私は学校の図書室に置いてあるシャーロックホームズがあの愉快な犬のホームズの話だと思って借りて読んだのだ。読んでみてビックり、全然愉快な話じゃないし、そもそもホームズは人間だったし。でも、ホームズ達が追う謎と犯人に魅せられて、気づいたら、図書室のホームズのシリーズを全巻読破していた。それから、 十数年、改めて読み返してみるとやっぱり面白い。特にこの緋色の研究のはじめてホームズとワトソンが出会うシーンが私は好きだ。初対面のワトソンをほっぽといて、自分は新しい血液反応の方法の研究に夢中になっていたかと思えば、アフガン帰りとワトソンの手を見ただけで推理してしまうまるでオタクの理系男子。そして、当のワトソンもキョトンとしてる。(まあ、当然だが)まさに、凸凹コンビ誕生!の瞬間で、今後のこの二人の関係性をよく表していると思う。何かの番組でやっていたが、ある国の警察が警察学校の教科書にこのホームズのシリーズを教科書にしているという。確かに、ホームズは現場に落ちていいる物証から、犯人を推理していくが、まさに物証から犯人を割り出していく、科学捜査の基礎、と言われれば納得できる。
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