絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

美術で感性を磨く

私はよく美術館に行きます。今年も緊急事態宣言前に何回か行きました。商品開発や広告の仕事が長かったので、コツコツと美術の勉強を続けています。昨年は「美術検定」という試験も受けました。広告代理店のクリエイターとデザインの話をする時に、アートに関する最低限の知識が必要でした。今でも絵画や彫刻が大好きです。 ここ20年ほど世の中のビジネスはサイエンス(論理)が重視され、各段に進化しています。しかし近年はVUCA(ブーカ)の時代と言われ、あいまいで答えのない事象にあふれている。競争も激しく、論理的に解決できる課題に対して、各社が同じ結論・行動に至り、過当競争状態です。またICTの進歩により、パターン化された思考はAIで代替できるようにもなりました。もう体力勝負ですね。 今後、競争優位性を確保するためには、抽象的思考力や共感力が必須になってきました。そんな中で論理や理性に加えて、直観力や感性が注目されています。野性的なひらめきや天才的なアイデアではなく、「美しいものを美しいと感じる力」です。これはAIでは代替できません。この感性が共感を広げるヒントになるかもしれません。そして美的感覚は天性のものではなく、後天的に鍛えることが可能です。要は「名画をたくさん観よう」ということ。自分が描く必要はありません。文学や音楽なども同じですね。一人だけぶっ飛んだ感性が必要なわけではなく、多くの方々と同様な審美眼をもち、その素晴らしさを分かち合えれば十分。いやむしろそのほうが共感力は高まるかも。 さて、よい絵を鑑賞するには美術館に行くのが一番です。ここで私の都内お薦め美術館をご紹介します。国立近代美術館、東
0
1 件中 1 - 1
有料ブログの投稿方法はこちら