中小企業経営のための情報発信ブログ188:タイプ別部下の指導法
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。これまで何度か部下の指導方法については書いてきました。簡単に言えば「認めて、任せて、褒める」ですが、部下にも色々な性格の人がいます。中には、この「認めて、任せて、褒める」という基本的な指導方法ではうまくいかない人もいます。特に、すぐ図に乗るタイプでは「認めて、任せて、褒める」では却って逆効果の場合もあります。
重要なのは、部下の性格や特性を見極めて、それぞれにあった指導方法をとることです。1.部下をうまく動かすには性格や特性を見極める
これまでも書いていますが、リーダーの役割は、自ら仕事をすることではなく、部下(メンバー)を率いて仕事をさせることです。つまり、部下(メンバー)を動かし結果を出すことです。しかし、人を動かすというのは難しいものです。
リーダーになったばかりの人は、自分が偉くなった気になり、つい「私情」で人を動かそうとします。しかし、人は「私情」では動いてくれません。逆に反感を買うことになります。リーダーは「私情」を捨てて「チームにとって正しいこと」を見極め、それを優先しなければなりません。
自分の意図する方向に部下が自発的に動くようにするには、「私情」を捨て去り、部下の性格や特性を見極めそれに沿った指導を行なうことが必要不可欠です。
人を動かすというのは本当に難しいものです。人を動かすためには、相手のことを観察し、どんな性格なのか、どんな特性があるかを正確に見極める力が必要です。コミュニケーションをとって相手の情報を引き出し、相手を知ることです。
人の性格というのは「十人十色」です。自分の感覚だけで捉えてい
0