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経営改善のレシピ 9 『原価率削減策(2)』

『原価率の削減策』について、ご説明しています。前回は、「内部での削減策」についてでしたが、今回は、「対外部による削減策」です。対外部は、仕入先や外注先等との「価格交渉」「条件交渉」が必要なことが多いため、「内部での削減策」に比べ難しい面があり、効果に結び付くまでに、時間もかかります。ただ、利益を増やすためには、手を付けないわけにはいかない分野です。順番に見ていきましょう。◎ 条件交渉 ⇒ 販売額の大きな商品から、順に「単価」と「仕入れロット」等の   条件について検討していきます。 〇 相手のメリットとの抱き合わせによる、仕入・外注単価の引き下げ  ・ 例えば「支払いサイトの短縮」「納期・納品方法の見直し」等。 〇 相見積もり  ・ 価格の比較により、仕入れ価格を引き下げます。  ・ 仕入先、外注先は、定期的に見直しましょう。 〇 大量一括仕入れ  ・ 小口仕入先を集約し、集中購買により価格交渉をします。 〇 新規取引先(仕入先)の開拓  ・ 現在の取扱商品と同等の品質を有する低価格な代替商品を    提供できる仕入先を開拓します。◎ 仕入先・外注先の集約、分散、取引中止 〇 受注内容に沿った、仕入先、外注先の使い分け  ・ コスト、設備、技術力等により「評価発注基準」を明確にします。 〇 内製化、自社対応  ・ (前回「対内策」でも触れましたが)コスト比較のうえ、    内部でできるものは、内部でやりましょう。    注.同じコストなら、外製化したほうが「損益分岐点」は、      下がります(固定費の変動費化)。    当然、内製可能商品の販売を優先します。 〇 共同化  
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