フロー理論
心理学者ミハイ・チクセントミハイは「フロー理論」を提唱しました。スキルとチャレンジが高いレベルで要求される時に人は特別な幸福感を持ちます。私たちはどのような時に「幸福だ」と感じるのでしょうか。一日の終わりにリビングでくつろぐ時、それとも旅行先のリゾートで何するでもなくのんびり過ごしている時?ハンガリー出身の心理学者 ミハイ・チクセントミハイ (Mihaly Csikszentmihalyi) は、ランダムな時刻にアラームを鳴らし、その時にどんなことをしていたか、その時の気分はどうか、を調べる大規模な調査研究を行いました。その結果、取り組んでいる事柄が要求するスキルレベルが高く、しかもさらにチャレンジが必要な時に人々が時間を忘れて没頭し、満足度が高い時間を過ごしていることがわかりました。このような状態を「フロー」と彼は呼びます。フローについてさらに詳しくは、彼の著作 を参照してください。・M. チクセントミハイ[著], 今村 浩明[訳] 1996, フロー体験 喜びの現象学, 世界思想社・M. チクセントミハイ[著], 大森 弘[訳] 2010, フロー体験入門―楽しみと創造の心理学, 世界思想社また、Csikszentmihalyi の TED でのプレゼンテーションが Youtube で視聴できます。あなたのフロー状態をコーチングで一緒に探してみませんか?
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