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　人には基本的信頼関係と言うものがあります。人以外の動物でも確認出来るかもしれません。　基本的信頼関係は、乳児期に形成されます。　たとえば、赤ちゃんがお腹が空いて泣いていたら、お母さんがそろそろお腹が空いてるかと思っておっぱいを与えます。お腹が一杯なのに泣いていたらおしめが汚れているか確認して、汚れていれば替えてくれます。　このように、赤ちゃんの要求に対して、両親は答えてくれます。赤ちゃんは自分の要求に対して答えてくれた両親を信頼出来るようになります。これが基本的信頼関係と呼ばれています。　この基本的信頼関係が形成されないと赤ちゃんは、泣かない、笑わない子供になります。赤ちゃんの笑顔は、本能ではなく両親とのコミュニケーションによって得られた能力となります。　赤ちゃんは、お母さんがトイレにいって目の前から居なくなっただけでも泣き出します。それが徐々にお母さんから離れて冒険するようになります。なにか怖い事があればお母さん元へ帰っていきます。お母さんが居ることで安心します。お母さんが居ないと不安（不信）を抱きます。　赤ちゃんの要求にたいして、１００％は通常答える事はできません。でも８０％対応すれば、赤ちゃんもこんなものかと思えます。要求にたいして、対応が低いと両親を信頼する事が出来なくなってしまいます。　この事は、大人になってからも影響します。『自分は愛されていない』、『自分には価値がない』、『人を信用する事が出来ない』と言うネガティブな感情の根本原因となる事もあります。　上記のような強いネガティブ感情を癒やす事が出来るのがメンタルブロック解除となります。