MicroProfile でクラウドネイティブアプリケーション開発 3 - JSON 対応 -
この記事では前回記事の続きとしてJSON データを扱うREST アプリケーションを作成する。このアプリケーションでは HTTP POST リクエストでJSON データを保存し、HTTP GET リクエストで保存済みJSONデータを取得することができる。前回作成した example アプリケーションを元にソースコードの追加、編集を行う。ソースコードの追加(Name.java)Name クラスを Name.java で定義する。Name クラスはフィールドとして id と name を持っている。それぞれについてゲッターとセッターのメソッドを定義している。アプリケーションが保持するデータはこの Name クラスのインスタンスの集合として表される。ソースコードの編集(NamesResources.java)NamesResources クラスの定義を次のように変更する。NamesResources.java主な変更点:・ApplicationScoped アノテーションをクラス定義に付加したこれにより、スコープを ApplicationScoped (アプリケーションスコープ)に設定して、このリソースクラスのインスタンスがアプリケーションで1つのみ生成されるようにしている。これによって、names 変数を static にしなくても異なるリクエスト間でデータが保持されるようになる。・names を Map から Set<Name> タイプに変更したデータの集合を HashSet<Name> として扱うため。・Produces と Consumes のアノテーシ
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